ブタメンは駄菓子屋などで売っている小さなカップ麺ですが、
子供は何歳からいつから食べても良いのでしょうか?
こちらではブタメンと子供について紹介致します。

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ブタメンは子供は何歳からいつから食べても良いの?

ブタメンで気になるのは塩分量です。

1~2歳の子の1日の塩分量は

男子 3.0g未満
女子 3.5g未満

となっており、
3~5歳では

男子 4.0g未満
女子 4.5g未満

となっています。
参照:NHK

ブタメンの塩分量を見てみると、
1食あたり2.56gの塩分が含まれています。

1~2歳の1食の塩分量は男子1.0g未満、女子1.16g程度となりますので、
ブタメンを与えるのはまだ早いと考えます。

では3~5歳ではどうなのか?というと、
スープまで飲んでしまうと塩分の摂り過ぎになってしまいますので、
スープは残すとしてたまに食べる分であれば問題はないでしょう。

日常的に食べさせないようにしてください。

1~2歳の子が食べるとどうなるの?

1歳など早い時期から塩分の濃いものを与えると
濃い味に執着する可能性が高くなります。

ですので、もし与えるのでしたら
お湯の量を通常の2倍程度に増やして薄めて
与えることで濃い味へ執着する可能性が低くなりますので、
そのようにすれば与えても構いません。

ただし、絶対に食べなくてはいけないものではありませんので、
そこまでして与える必要はないでしょう。

どれくらいの量食べても良いの?

3~5歳の子の1食の摂取カロリーは400~450kcalとなっています。

ブタメンのカロリーを見てみると、
1食あたり174kcalとなっています。

ですので、ブタメンだけでは足りません。
さらにスープは残す前提ですので、カロリーはもっと少なくなります。

それを踏まえて足りていない栄養を考えるとタンパク質や野菜からのビタミンやミネラルになります。

ですので、ブタメンにプラスして薄味のタンパク質系の食べ物に野菜を与えて
上手くカロリーを調節してください。

もし、ブタメンをおやつとして考えるのであれば、
3歳以降の1日のおやつのカロリーは200kcal程度ですので、
ブタメン1食分与えるとちょうど良いおやつとなります。

塩分を摂り過ぎるとどうなるの?

小さい頃から濃い味のものに慣れさせると
大人になっても濃い味のものを好むようになります。

そうなると、将来の高血圧症やむくみのリスクが増大します。
それだけでなく心臓や腎臓にも負担をかけてしまいます。

ですので、早い段階から食育としてうす味のものに慣れさせておいた方が良いでしょう。

アレルギーに注意して

ブタメンのアレルゲンを見てみると、
小麦、卵、乳成分、ごま、大豆、鶏肉、豚肉、ゼラチン
となっています。

ブタメンには様々な種類があり原材料も異なりますし、
商品内容も変更される可能性がありますので、
食物アレルギーを持っている場合は必ずアレルギー表を確認してください。

食べ終わったら虫歯予防をしよう

ブタメンには多くの炭水化物が含まれています。
炭水化物は唾液によりぶどう糖へと分解されます。

ぶどう糖は虫歯菌の餌となり、放置していると
菌が増殖して虫歯の原因になります。

ですので、食べ終わったら歯磨きを行なうようにしましょう。
歯磨きが難しいようならうがいだけでも行なうようにしましょう。

まとめ

ブタメンには多くの塩分が含まれています。
ですので、与えるとしても3歳あたりから与えた方が良いでしょう。
ただし、スープを飲み干すと塩分の摂り過ぎになってしまいますので、
スープは残すようにしてください。

たまに塩分を摂り過ぎる分にはさほど問題はないのですが、
日常的に塩分を摂り過ぎていると将来の高血圧症などのリスクを高めてしまいますので、
与えるとしても毎日のようにではなくたまに与える程度にとどめておいてください。

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