リラクゼーションを目的として作られたチルアウトですが、
砂糖の量はどれくらい含まれているのでしょうか?また、その砂糖の量は多いのでしょうか?
こちらではチルアウトの砂糖の量について紹介致します。
チルアウトの砂糖の量は?
チルアウト(250ml)1本あたりに砂糖は24.5g含まれています。
チルアウトにはゼログラビティという種類もあり、こちらは0gの砂糖量となっているため、
砂糖は含まれていません。
この砂糖の量は多いの?
わかりやすく、100mlあたりにどれくらいの砂糖が含まれているか表すと、
9.8gとなります。
この量が他のドリンクと比べて多いかどうかについてですが、
コカコーラ 11.3g
カルピスウォーター 11.1g
ファンタグレープ 11.5g
ポカリスエット 6.2g
アクエリアス 4.7g
CCレモン 11.3g
レッドブル 10g
リアルゴールド 14g
オロナミンC 15.8g
いろはす桃 4.8g
※100mlあたりの砂糖の量
このようになっており、
他のドリンクと比べると、多少少ないことがわかります。
とはいえ、リラックスを目的として作られているのが、チルアウトしかありませんので、
他のジュースと比較してもあまり意味はないのですが、参考になればと思います。
では、この糖類が多いのかどうかについてですが、次項目で紹介致します。
1日に摂取しても良い糖類の量は?
世界保健機関(WHO)を見ると、
成人及び児童の1日当たり遊離糖類摂取量を、エネルギー総摂取量の10%未満に減らすよう勧めている。また5%まで減らして、1日25g(ティースプーン6杯分)程度に抑えるなら、更に健康効果は増大する
引用:食品安全委員会
推奨量がエネルギー総摂取量の10%未満ということなので、
グラムに表すと50g未満になります。
子供の場合ですと、25g程度になります。
なお、遊離糖類というのは、果糖やブドウ糖などの単糖類をはじめ、果汁や蜂蜜などのことを指します。
なお、日本人の砂糖の平均摂取量は69gとされています。
参照:NATIONAL GEOGRAPHIC
大人の場合、チルアウトを1本飲んだとしても特に影響はありませんが、
子供がチルアウトを1本飲むと、それだけで24gも糖類を摂取することになりますので、
WHOの推奨する25g以下という数値残り1gとなってしまいます。
子供はそれに加えておやつも食べるかと思います。
おやつの一部ですがどれくらいの糖類が入っているのか見てみると、
ショートケーキ(100g)に砂糖32g程度
あんぱん(80g)に砂糖26g程度
大福(70g)に砂糖12g程度
シュークリーム(70g)に砂糖9.2g程度
プリン1個に砂糖16g程度
アイスキャンディー1本に砂糖16g程度
含まれています。
参照:いずみ中央歯科医院
プリンをおやつとして食べるというのは日常生活においてごくごく普通にあり得ることです。
これにチルアウトを1本飲むと、それだけで40.5gもの糖類を摂取することになるため、
WHOの推奨する量を超えてしまいます。
つまり子供にとってはチルアウトを1本飲ませるのは、
糖類の過剰摂取に繋がる可能性があると言うことです。
糖類を摂り過ぎるとどうなるの?
チルアウトをたまに飲む分には問題ありませんが、
毎日摂取した上でおやつも食べていたら、子供の場合糖類の過剰摂取が続くことになります。
そうなると、肥満のリスクや高血圧のリスク、糖尿病のリスクなど生活習慣病のリスクが増大します。
顕著に表れるのは、太るという現象でしょう。
大人の場合は、問題なくても子供の場合は身体に影響が生じる可能性が高いため、
毎日飲むということは控えた方が良いです。
もし毎日飲みたいのだとしたら、チルアウトゼログラビティを飲むと
糖類の摂りすぎにはならないため、こちらをお勧めします。
まとめ
チルアウト(250ml)1本あたりに砂糖は24.5g含まれており、
大人の場合は1日1本飲んだとしても特に影響はないのですが、
子供の場合は1日1本飲み続けるとおやつの兼ね合いから糖類の摂りすぎになる可能性がありますので、
十分注意してください。
もし、子供に毎日与えるのだとしたらチルアウトゼログラビティの方を飲ませることにより、
糖類の心配はしなくて済みます。