オロナミンCとデカビタは瓶で入っている清涼飲料で、
人によっては味も同じで違いがわからないという人もいます。
では、オロナミンCとデカビタは何がどう違うのでしょうか?
こちらではオロナミンCとデカビタの違いについて紹介致します。
オロナミンCとデカビタの違いは?
オロナミンCの原材料を見てみると、
糖類(砂糖(国内製造)、ぶどう糖果糖液糖)、ハチミツ、食塩/炭酸、香料、ビタミンC、クエン酸、カフェイン、ナイアシンアミド、ビタミンB6、ビタミンB2、溶性ビタミンP、イソロイシン、トレオニン、フェニルアラニン、グルタミン酸Na
引用:大塚製薬
続いてデカビタの原材料を見てみると、
糖類(果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、砂糖)、ローヤルゼリーエキス/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC、ナイアシンアミド、カフェイン、パントテン酸Ca、溶性ビタミンP、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB2、グルタミン酸Na、β-カロチン、ビタミンB12
引用:SUNTORY
となっており、原材料からして若干の違いがあることがわかります。
オロナミンCには蜂蜜が使用されていますが、デカビタには入っていません。
デカビタにローヤルゼリーエキスが入っていますが、オロナミンCには入っていません。
ただ、原材料だけでは結構入っている物が似てますので、
違いがわからない人がいるのも頷けます。
味の違い
オロナミンCは糖類が1本(120ml)あたり19g含まれているのに対し、
デカビタは100mlあたり糖類が13.5g含まれています。
オロナミンCを100mlあたりに計算すると、糖類は15.8g程度になります。
ですので、糖類の量的にはオロナミンCの方が甘いと感じるはずなのですが、
YAHOO!知恵袋などを見ていると、デカビタの方が甘く感じる人が結構います。
使用している糖類は同じですが、原材料の位置的に砂糖の量に違いが若干あるようです。
次に、味としてはオロナミンCの方がすっきりとした味わいと言っている人が多くおり、
デカビタは薬っぽい味という意見も多く見られました。
が、この違いが逆に感じるという方もいますので、味覚の問題なのかと思われます。
原材料で大きく違うのはオロナミンCには蜂蜜、デカビタにはローヤルゼリーエキスが含まれているということです。
蜂蜜は甘いですが、ローヤルゼリーは蜂蜜のような甘味はなく逆にすっぱい酸味がありますので、
デカビタの方がやや酸味があると思われます。
その酸味が薬っぽさを出しているのかも知れません。
カフェインの違い
オロナミンC1本あたりに含まれるカフェインの量は18mgに対して、
デカビタ100mlあたりに含まれるカフェインは5mgとなっています。
デカビタは1本あたり210ml入っていますので、1本に含まれるカフェインは10.5gとなり、
含まれているカフェイン量としてはオロナミンCの方が多いことになります。
値段の違い
オロナミンCは販売しているところで若干値段は異なりますが、
1本当たり100~105円程度。
対しデカビタは1本あたり115円程度となっており、デカビタの方が価格は量のことも考えると安いです。
栄養素の違い
オロナミンCにはビタミンCが多く含まれています。
1本あたり220mgのビタミンCが含まれているのに対し、
デカビタは100mlあたり95mg含まれています。
1本単位でいくとビタミンCの量はさほど変わりませんが、
オロナミンCの方がビタミンCを感じやすい量入っています。
オロナミンCにはビタミンB2(2.4mg)ビタミンB64.9mg入っているのに対し
デカビタは100mlあたりビタミンB2(0.76mg)ビタミンB6(1.0mg)と圧倒的に含有量が少ないです。
ですが、デカビタにはビタミンB1とビタミンB12が含まれています。
栄養素的にはここが大きく違うところでしょうか。
ただ、清涼飲料を飲んだからといって、入っている量が微量なため、
飲んで効果を感じるということはないでしょう。
若干味に違いが現れるかも知れません。
結局大きな違いは?
大きな違いとしては、入っている量が違うところと、
味でしょうか?
原材料に蜂蜜が使われているかローヤルゼリーエキスが使われているかが大きく味に変化を
もたらしているように思われます。
また、栄養素の方でもビタミンB群の量に違いがありましたので、
このあたりも味に影響を与えている物と思われます。
まとめ
オロナミンCとデカビタは原材料的にはよく似ておりますが、
味と量については異なることがわかりました。
どちらが良いのかについては好みの問題ですので、
どちらが良いという判断はできませんので、
好きな方を飲めば良いかと思います。