透明なスポーツドリンクとも呼ばれるグリーンダカラですが、
子供は何歳から飲んでもいいのでしょうか？
また飲める歳になったらどのくらいの量飲ませても良いのでしょうか？
こちらではグリーンダカラと子供について紹介致します。
グリーンダカラは子供はいつから飲んでもいいの？
https://twitter.com/hky7777777/status/1504262662271942657
グリーンダカラには砂糖が含まれていますので、まず子供が何歳から砂糖を摂取してもいいのかを見ていく必要があります。
米国心臓協会によれば、
1日の添加砂糖は小児が25g以下、2歳未満は一切控えるべきと提言しています。
なぜかというと、2歳未満で清涼飲料を飲む癖をつけると、6歳以降の肥満につながり、
小児の2型糖尿病や高血圧を発症する可能性が増加するからということです。
参照：DIAMOND online
これに従えば、グリーンダカラは2歳から飲めるということになります。
次にmamastaというサイトを見てみると、歯科衛生士の方が次のように述べています。
歯科衛生士としては2歳7ヶ月までに口の中の菌の定着が決まると言われているから。砂糖による酸産生能のある菌を寄り付かせずに虫歯リスクを抑える一助にはなるかなと予想しています。
引用：mamasta
虫歯を気にされる場合は、3歳あたりから飲ませた方が良さそうです。
どのくらいの量飲ませてもいいの？
次にどのくらいの量飲ませてもいいのかについてですが、
グリーンダカラには600ml（ペットボトル1本分）中に26.4gの砂糖が含まれています。
参照：Sarastear
100mlに直すと4.4gの砂糖が入っていることになります。
米国心臓協会では小児は1日の添加砂糖は25g以下にするよう制限しているため、
これに照らし合わせると500mlは飲めるという計算になるのですが、
当然砂糖はおやつにも含まれていますので、飲み物だけでそんなに砂糖を摂取したら
砂糖の摂り過ぎになるかと思われます。
ちなみに、一部ですがおやつの中にどれくらいの砂糖が含まれているのか見ていくと、
ショートケーキ（100g）に砂糖32g程度
あんぱん（80g)に砂糖26g程度
大福（70g）に砂糖12g程度
シュークリーム（70g）に砂糖9.2g程度
プリン1個に砂糖16g程度
アイスキャンディー1本に砂糖16g程度
含まれています。
参照：いずみ中央歯科医院
このようになっています。
プリンを1個与えたりアイスキャンディーを1本与えたりというのは
何も珍しいことではありません。
ですが、1個食べただけで砂糖を16gも摂取してしまうのですから、
飲み物で砂糖を摂取するのは相当気をつけなければいけません。
米国心臓協会はこうも言っています。
小児の1日の添加砂糖摂取量の上限を総カロリー量の5％未満とし、清涼飲料については、1週間（1日ではない）の摂取量を236mL以下に制限。
グリーンダカラも清涼飲料に当たるわけですが、
1週間に236ml以下に制限されています。
1日換算でいくと33.7ml以下しか飲むことができません。
ですので、グリーンダカラは毎日飲むようなものではないということが言えます。
ただ、カルピスなどと比べたら含有されている砂糖が少ないので、
1日100ml程度なら飲んでも問題なさそうですが、米国心臓協会の制限に従えば、
3日に1度100ml飲むか1週間に1度200ml飲むかというような間隔をあけて
飲ませる必要があります。
砂糖を摂り過ぎるとどうなるの？
グリーンダカラについては、1日100ml飲んだところで
砂糖の過剰摂取には当たらないと思いますが、
もし毎日砂糖を過剰摂取したとしたらどのようなことが起こるかというと、
肥満のリスクや糖尿病のリスクなど生活習慣病のリスクが増加するだけではなく、
心臓病のリスクも増加すると言われています。
参照：アスゲン製薬株式会社
なお、菓子パンにもたくさんの砂糖が含まれていますので、
菓子パンを与えるのは避けた方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
グリーンダカラには砂糖が含まれていますので、
米国心臓協会に従えば2歳から飲めるということになります。
虫歯が気になる場合は3歳あたりから飲ませた方が良いでしょう。
どれくらい飲めるかについては、米国心臓協会に従えば、
3日に1度100ml与えるか、1週間に1度200ml程度与えるようにした方が良いでしょう。
ただ、私個人としては、グリーンダカラに含まれる砂糖の量が他の清涼飲料と比べて
少ないため、1日100ml飲んでも問題ないと考えます。
