アメリカンドッグは大好きな子供が多い食べ物ですが、
何歳からいつから食べても良いのでしょうか？
こちらでは子供とアメリカンドッグについて紹介致します。
アメリカンドッグは子供は何歳からいつから食べても良いの？
アメリカンドッグは油で揚げていますので、1歳未満の子供には食べさせてはいけません。
また、離乳食を食べている時期にも与えてしまうと、味が濃いため離乳食を食べなくなる恐れがあります。
与えても良いのは、離乳食が完了しパクパク期が始まる1歳から1歳半あたりから与えることができます。
ただし、1歳の子からすると塩分量が多いので1本丸々与えるのは極力控えてください。
どれくらいの量食べても良いの？
1～2歳の子供の1食のカロリーは300kcal程度。
3～5歳になると400kcal程度となります。
アメリカンドッグのカロリーを見てみると、
1本250kcal程度。
カロリーだけを見ると1～2歳の子供も1本食べることが出来るのですが、
問題となるのは塩分です。
アメリカンドッグ1本に含まれる塩分は約1.4gとなっており、
1～2歳の子は1食あたり男子1.0g未満、女子1.16g程度となっています。
参照：NHK
ですので、1本与えてしまうと塩分の摂り過ぎになってしまいます。
たまに塩分を摂り過ぎても特に問題はないので、
たまにアメリカンドッグを与えると言う場合は、1本与えても良いのですが
日常的に塩分を摂り過ぎている場合は、薄味のもので慣れさせた方が良いです。
では3～5歳の子供がどれくらい食べても良いのかというと
1食の塩分については男子1.33g程度、女子1.5gとなりますので、
1本与えても問題はないでしょう。
ただ、アメリカンドッグだけではカロリーが足りないため、
サラダなどを付け加えたり牛乳などを付け加えるとちょうど良い食事となります。
塩分を摂り過ぎるとどうなるの？
たまにアメリカンドッグを食べる程度でしたら特に問題になることはないのですが、
日常的に塩分を摂り過ぎていると将来の高血圧症やむくみの原因になってしまいますし、
心臓や腎臓にも負担をかけてしまいます。
ですので、早い時期から食育として薄味のものに慣れさせておいた方が良いです。
塩分を普段から多く摂取していると大人になっても濃い味のものを好むようになるので注意してください。
塩分を摂り過ぎている場合の対処法は？
食生活を見直すことが前提となるのですが、
カリウムを摂取することで、摂取した塩分を排出する作用があるため、
カリウムを摂取することをお勧めします。
カリウムが多く含まれる食材として100gあたりで挙げると
切り干し大根 3500mg
ドライトマト 3200mg
アボカド（生） 720mg
ほうれん草（生） 690mg
人参(生） 630mg
ドライマンゴー 1100mg
ドライバナナ 1300mg
干し柿 670mg
バナナ（生） 360mg
干しひじき（乾燥） 6400mg
乾燥わかめ 5200mg
あおさ（素干し） 3200mg
焼き海苔 2400mg
わかめ（生） 730mg
このようにカリウムを多く含む食材はたくさんあります。
塩分を摂り過ぎている場合は、カリウムの多い食材を積極的に摂り入れましょう。
なお、カリウムには制限がかけられていない限り摂取上限はありませんので、心配する必要はありません。
与える時の注意点は？
1歳児の場合、まだ歯が生えそろっていないため
うまく噛むことができないかと思います。
ですので、アメリカンドッグを一口サイズに切って与えると
喉詰めのリスクを減らすことができます。
また、ゆっくりと一口ずつしっかりと噛んで食べるように促してください。
これは年齢に関係なく教えましょう。
食べ終わったら虫歯予防をしよう
アメリカンドッグには炭水化物が多く含まれています。
炭水化物は唾液によりぶどう糖へと分解されます。
ぶどう糖は虫歯菌の餌となり放置していると
菌が増殖して虫歯の原因になります。
ですので、食べ終わったら歯磨きを行ないましょう。
歯磨きが難しいようならうがいだけでも行なうようにしましょう。
まとめ
アメリカンドッグは離乳食が終わりパクパク期が始まる1歳から1歳半あたりから
与えることができます。
1歳頃ですと前歯しか生えていないと思いますので、
うまく噛むことができず、そのまま飲み込む可能性があるため、
与える時は一口サイズに切って与えるようにしましょう。
もしくは、保護者の方が一口ずつ噛んでいるか確認しながら
食べさせても良いでしょう。
与える量としては塩分が気になる場合は、1～2歳の子は1本の半分程度にとどめて
塩分をあまり含んでいない食べ物を他に与えると良いでしょう。
たまに塩分を多く摂り過ぎても特に問題にはなりませんので、
たまに与えるアメリカンドッグであれば、1本与えても問題にはなりません。
