とんかつは豚肉の揚げ物で、揚げ物はいつから与えても良いのか気になるかと思います。
また、良く噛まないといけませんが、子供は何歳からいつから与えても良いのでしょうか?
こちらでは子供ととんかつについて紹介致します。

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とんかつは子供は何歳からいつから食べても良いの?

とんかつ

まず揚げ物は何歳から与えても良いのか見てみると、
1歳を過ぎたら良いとされています。
1歳未満の子供が揚げ物を食べると消化不良を起こしたりする可能性があります。

では、とんかつは何歳から食べても良いかというと、
一般的には1歳半あたりから与えることができます。

ただし、日常的に揚げ物を与えたり、切らずにまるまる与えたりしないようにしてください。

与える時の注意点は?

とんかつは良く噛まないといけませんが、
1歳半頃ではまだ咀嚼うまくできませんので、
与える場合は、1口サイズに切ったものを与え、
ゆっくりと一口ずつよく噛んで食べるように促してください。

またソースをかけると塩分を多く摂取することになりますので、
かけたとしても少量にしてください。
ケチャップなども同様です。

もし喉詰めが心配な場合は、歯が生えそろう3歳あたりからでも
遅くはありません。

なお、とんかつを食べてうまく咀嚼できず下痢になるなどの症状が見られる場合は、
消化不良を起こしている可能性がありますので、与える量を調節したり、
もっと細かく刻んで与えたり工夫してみてください。

それでも下痢をするようであれば、何か他に問題がある可能性があるので、
かかりつけの医師に相談されることをおすすめします。

どれくらいの量食べても良いの?

1~2歳の子供の1日の摂取カロリーは男児で950kcal、女児で900kcalとなります。
1~2歳の1日のおやつは150kcalですので、この分を差し引いて1食の摂取カロリーを出すと
250~300kcalとなります。

とんかつのカロリーを見てみると、
1枚(134.6g)で441kcal。100gあたり327kcalとなります。

とんかつだけを食べさせるわけではなく、
ご飯やサラダなどの野菜類も与えると思いますので、
とんかつは150kcal程度にとどめるとすると約50g程度与えても良い計算になります。

3~5歳の子供の1日のカロリーは男児1400kcal、女児1250kcalとなっており、
おやつは200kcalとなっていますので、この分を差し引いて1食のカロリーを出すと
350~400kcalとなります。

この頃ですと、とんかつは200kcal程度は与えても良いので、
1枚(134.6g)の半分程度は与えても良い計算になります。

日常的に揚げ物を食べるとどうなるの?

子供の時から揚げ物ばかり食べていると、小学生でも脂肪肝になったり、
大人になってから脳梗塞になるリスクが高まります。
参照:ダイヤモンド・オンライン

与えたとしても月に2回までにとどめておいた方が無難です。

アレルギーに注意して

とんかつに使われているアレルゲンは一般的には
豚肉、小麦粉、卵となります。

市販の物になると何か別のもの(例えば大豆など)も含まれているかもしれませんので、
食物アレルギーを持っている場合は、十分注意してください。

油は出来たら新しいものを使おう

自宅で作る際は、油は使い回しせず新しいものを使うことをおすすめします。
油は使い続けると酸化して消化に悪くなります。

ただし、これは推奨であって絶対に使ってはいけないというものではなく、
市販のとんかつの場合は油を使い回しているため、
与えてみて下痢をすなどの症状が出た場合は、注意してください。

まとめ

とんかつなどの揚げ物は1歳を過ぎてから与えても良いとなっています。
とんかつはしっかりと噛まないといけませんので、
早くても1歳半あたりから与えるようにしましょう。

ただし、まるまる与えるのではなく
咀嚼しやすいように一口サイズ以下に刻んで与えるようにしてください。

喉詰めが心配な場合は、歯が生えそろう3歳あたりから与えても遅くはありません。
与える量もたくさん与えると消化不良を起こし下痢になったりしますので、
少量程度に抑えて、多くても1~2歳の場合は50g程度、与えるようにしましょう。

また毎日のように揚げ物を与えていると脂肪肝になったり大人になってからの脳梗塞などのリスクが高まりますので、
月に2回までにとどめておきましょう。

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