リラクゼーションを目的として作られたチルアウトですが、
1日何本飲んでも良いのでしょうか?2本でしょうか?3本でしょうか?
こちらではチルアウトを飲んでも良い量について紹介致します。
チルアウトは1日何本飲んでもいいの?
チルアウトは通常のもので1本(250ml)あたり糖類が24.5g含まれています。
結論から言うと、通常のチルアウトの場合、健康な成人の場合なら1日1本でとどめておいた方が良いでしょう。
1日に何本飲んでも良いのか知るには1日にどれくらい糖類を摂取しても良いのか見ていく必要があります。
1日にどれくらいの糖類を摂取しても良いの?
世界保健機関(WHO)を見ると、
成人及び児童の1日当たり遊離糖類摂取量を、エネルギー総摂取量の10%未満に減らすよう勧めている。また5%まで減らして、1日25g(ティースプーン6杯分)程度に抑えるなら、更に健康効果は増大する
引用:食品安全委員会
推奨量がエネルギー総摂取量の10%未満ということなので、
グラムに表すと50g未満になります。
子供の場合ですと、25g程度になります。
なお、遊離糖類というのは、果糖やブドウ糖などの単糖類をはじめ、果汁や蜂蜜などのことを指します。
なお、日本人の砂糖の平均摂取量は69gとされています。
参照:NATIONAL GEOGRAPHIC
健康な成人の場合でも、WHOの推奨する量としては
1日に摂取しても良い遊離糖類は50g未満と言っていますので、
もしチルアウトを1日に2本飲んだとしたら、チルアウトだけで49gもの糖類を摂取することになります。
日本人の糖類摂取量の平均が69gとはいえ、ここまで摂取してしまうと
人によっては肥満の原因になってしまう恐れがあります。
WHOの推奨する量に合わせるなら、チルアウトは1日1本でとどめておかないと、
おやつなどからも糖類を摂取するでしょうから、WHOの推奨する量をオーバーする可能性が出てきます。
子供の場合はどうなの?
子供の場合(特に小さい子供)は、1日の糖類摂取量は25g程度となりますので、
チルアウトを1本飲むだけでも糖類の摂りすぎに当たる可能性があります。
ただし、高校生や中学生などの大きな子供ではなく小学生以下の子供の話です。
高校生(性別や個人差にもよる)にもなると大人と体重がほとんど変わりませんので、
大人と同様の量を摂取しても問題はないでしょう。
では、話を戻してチルアウトを1本飲むだけでWHOの推奨する量のギリギリまで糖類を摂取してしまい、
それ以外にもおやつからの糖類の摂取が考えられますので、
それを踏まえるとチルアウトを1日1本飲み続けると糖類の摂りすぎに当たる可能性が出てきます。
米国心臓協会では次のように述べています。
小児の1日の添加砂糖摂取量の上限を総カロリー量の5%未満とし、清涼飲料については、1週間(1日ではない)の摂取量を236mL以下に制限。
チルアウトは清涼飲料に当たりますので、
これに従うと1週間で236mlしか飲むことができません。
1日で表すと33.7mlしか飲むことができません。
これからもわかるように小さい子供にとってチルアウトは毎日飲むものではないと言うことがわかります。
もし与えるのであれば3日に1度100ml程度与えるようにすると
米国心臓協会の提言を守ることができます。
糖類を摂り過ぎるとどうなるの?
たまに摂りすぎた場合は特に問題はないのですが、
日常的に摂りすぎていると肥満のリスクや高血圧のリスク、糖尿病のリスクなど生活習慣病のリスクが増大します。
最初に現れやすい症状としては体重の増加でしょう。
体重が増加しているのであれば、清涼飲料などからの糖類の摂りすぎの可能性がありますので、その場合は食生活を改めた方が良いです。
チルアウトには0カロリーのものがある
糖類が気になる場合は、チルアウトにはZEROグラビティという糖類0カロリー0の商品も販売されていますので、
こちらを飲むと良いでしょう。
これなら糖類のことは気にせず飲むことができますので、
1日2本でも3本でも飲んでも問題ありません。
小さな子供の場合はチルアウトは炭酸飲料ですので、飲み過ぎると
普段の食事が減ったりと影響が出る可能性がありますので、
与えすぎには注意してください。
まとめ
チルアウトには1本(250ml)あたり24.5gもの糖類が含まれていますので、
健康な成人の場合は1日1本でとどめておいた方が良いでしょう。
小さな子供の場合は1日1本与えると糖類の摂りすぎになる可能性が出てくるので、
3日に1度100ml程度を与えるにとどめておいた方が良いです。
しかし、チルアウトにはゼログラビティという糖類0の商品も出ているため
こちらの場合は、糖類の心配をする必要はないため、
1日に2本でも3本でも飲んでも特に問題はありません。