ライフガードはチェリオから販売されている炭酸飲料ですが、
子供は何歳から?いつから?摂取しても良いのでしょうか?
こちらでは子供のライフガードについて紹介致します。
ライフガードは何歳からいつから飲んでもいいの?
久しぶりのライフガード(ノ∀`*)ンフフ♪ pic.twitter.com/S9csJvsa2x
— うわさの! (@kaosukunda) March 24, 2022
ライフガードには砂糖やカフェインが含まれていますので、
ライフガードをいつから飲んでもいいか知るにはカフェインをいつから摂取していいのか?見ていく必要があります。
東京すくすくというサイトを見てみると、
3歳まではカフェインを控えるように書いてあります。
その理由としては、脳の発育に影響があるからとのことです。
参照:東京すくすく
脳の発育に影響があると述べている元東京福祉大教授の栗原久氏によると、
「子どもが大量に摂取すると不安や、頭痛、疲労感といった離脱症状が生じるリスクが高まる」。脳を刺激し、眠気防止などには有用だが、「子どもの脳の発育を邪魔する可能性がある」と指摘する。
「特に知性や理性をつかさどる前頭前野に影響を与える」と栗原さん。3歳までは摂取を控えるべき
引用:東京すくすく
また、カナダ保健省(HC)を見てみると、子供の年齢ごとのカフェイン摂取許容量が書かれているのですが、
- 4~6歳は最大45mg/日
- 7~9歳は最大62.5mg/日
- 10~12歳は最大85mg/日
- 13歳以上については1日のカフェイン量を2.5mg/kg体重以上摂取しないこと
としています。
参照:厚生労働省
カナダ保健省でも4歳からしか書かれていません。
このことからカフェインの含まれているライフガードは4歳から摂取しても良いということになります。
どれくらい摂取しても良いの?
ライフガードを1日にどれくらい摂取してもいいのか?
まずカフェインの観点から見ていくと、
ライフガード100ml中にカフェインは8mg含まれています。
500mlペットボトル1本飲むと40mgのカフェインを摂取することになります。
ですので、4~6歳の子供はライフガードを1本飲んでもカフェイン的には問題がないのですが、
問題となるのはカフェインではなく、砂糖です。
ライフガード(500ml)に含まれる砂糖の量は45g含まれています。
子供が1日にどれくらいの砂糖を摂取しても良いのか見てみると、
米国心臓協会によれば、小児は1日の添加砂糖を25g以下に制限としています。
これに従えば、ライフガードを500ml1本飲むと砂糖の摂り過ぎになってしまいます。
ライフガードを200ml程度であれば、砂糖の摂りすぎにはならないのですが、
砂糖は飲み物からだけではなく、おやつなどからも摂取します。
おやつの一部になりますが、どれくらいの砂糖が含まれているのか見ていくと、
ショートケーキ(100g)に砂糖32g程度
あんぱん(80g)に砂糖26g程度
大福(70g)に砂糖12g程度
シュークリーム(70g)に砂糖9.2g程度
プリン1個に砂糖16g程度
アイスキャンディー1本に砂糖16g程度
含まれています。
参照:いずみ中央歯科医院
と、プリン1つ食べただけでも16gもの砂糖を摂取してしまうことになるので、
おやつを食べる子供にとってはライフガードはほとんど飲めないことになります。
米国心臓協会はこうも言っています。
小児の1日の添加砂糖摂取量の上限を総カロリー量の5%未満とし、清涼飲料については、1週間(1日ではない)の摂取量を236mL以下に制限。
1週間に清涼飲料を236ml以下に制限するように言っていますので、
清涼飲料であるライフガードは1日単位で33.7mlしか飲むことができません。
これを見てわかるように、ライフガードは毎日飲むようなものではないということです。
例えば、3日に1回100ml程度与えたり、1週間に1回200ml程度与えるというように
間隔をあけて与えると、米国心臓協会の言う1週間に236ml以下というのを守ることができます。
砂糖を摂り過ぎるとどうなるの?
砂糖を毎日過剰に摂取していると、肥満のリスクや糖尿病のリスクなど生活習慣病のリスクを高めることになります。
また、アスゲン製薬会社によると、心臓病のリスクも増加するとのことです。
参照:アスゲン製薬株式会社
砂糖は菓子パンにも多く含まれていますので、
菓子パンも毎日のように与えない方が良いでしょう。
ライフガードに似たジャングルマンはどうなの?
ライフガードに似たチェリオから販売されているジャングルマンという清涼飲料があります。
こちらは、500ml中に砂糖は22.5gとライフガードよりも糖質が少なくなっています。
ただし、人工甘味料であるアセスルファムK、アスパルテームが含まれています。
どれくらいの量含まれているのかわかりませんが、
アセスルファムKはくにちか内科クリニックが言うには
アセスルファムKは分子量が小さく、消化管で消化(分解)を受けることなく吸収され、門脈・肝臓を通り全身に運ばれます。体内でも代謝(分解)を受けず、肝臓からは胆汁として便中に、腎臓からは尿中に排泄されます。したがって、肝臓と腎臓に負担をかけることになります。また、体にとっては異物として捉えられ、頭痛やアレルギーの原因となったり、早く排出しようとして下痢や腹痛をきたしたりすることがあります。
引用:くにちか内科クリニック
と言っています。
おそらくこれは多量に摂取した場合に起こる可能性のある作用だと思いますが、
小さな子供は毎日のように人工甘味料を摂取すべきではないと考えます。
他にもアスパルテームについてはくにちか内科クリニックがいろいろと述べていますので、
気になる方はこちらに目を通しておくと良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ライフガードには少量ながらカフェインが含まれていますので、
摂取するとしたら4歳から摂取した方が良いでしょう。
また、量については砂糖が多く含まれていますので、
毎日飲むというようなことはせず、3日に1度100ml程度摂取するか、
1週間に1度200ml程度を摂取するというように間隔をあけて与えるとよいでしょう。
炭酸自体は何歳からでも飲むことができるので、
興味を示してからで良いのですが、カフェインや砂糖に関しては
摂取量が制限されていたりしますので、許容量は守った方が健康に良いです。