路上でガムを踏んでどうしたらいいのか?困りますよね。。
地面にこすってもガムが黒くなるだけで取れないし本当に助けて~って感じになります!
そこで、外出時におけるガムの取り方や自宅でのガムの取り方などを
徹底的に紹介致します。
外出先で取る場合は?
まず、踏んだガムの固さを確認してください。ガムが固いようでしたら
そのまま棒きれで取れるかもしれません。ただし、中がまだ柔らかい場合は無理して取ろうとすると
かえって取りにくくなりますので注意してください。
レシートを使用する
レシートを使えば簡単に取ることが可能です。
やり方は、靴底についたガムにレシートの表部分を貼り付けて、
3回ほどレシート部分に体重のかけてください。
そして、レシートを手で剥がす。以上となります。
なぜレシートでガムが取れるのかというと、レシートの表部分は感熱紙になっており、凹凸が全くありません。
なので、靴底についたガムよりもレシートの方に粘着力が働いてガムが取れるというわけです。
ポケットティッシュを使用する
ポケットティッシュを出さずにビニールのまま使用します。ビニールのミシン目が入ってない方を
地面に置いて靴底のガムが付いている部分に強く踏みます。
そのまましばらく歩いてビニールを剥がすとガムごと剥がれます。
ただし、ガムを踏んですぐに対処する方法になります。
ガムを踏んでしばらく歩いたりするとガムの表面に砂や石などが張り付いたり硬くなったりして効果がでません。
これは、靴底よりもビニールの方に粘着力があり、歩くことによってビニール側にしっかりとガムをくっつけることができるため、
ガムが剥がれるというわけです。
なお、ティッシュは中身が多く入っている方がより効果的です。
この方法もガムを踏んですぐに対処する方法となります。しばらく置いておいたガムは硬くなるので、
効果を発揮することができません。
砂と棒きれを使用する
湿っていない砂と靴底の溝に入るような棒きれを用意します。
靴に張り付いたガムに砂をかけて、棒きれでガムと砂を混ぜて、少しずつ取っていく方法です。
また、砂をかけて混ぜて、少しずつ取るの繰り返しになります。
ただし、この方法は何度も繰り返さないといけない上になかなか綺麗には取れないので、あまりおすすめの方法とは言えません。
また、固くなったガムには効果がありません。踏んだばかりのガムに効果があります。
自宅での取り方は?
氷を使う
氷をビニール袋などに入れます。それをガムにあてます。ガムが固まるまで当てたら、
爪楊枝や布、先の尖っていないものなどで剥がします。ガムは凍ると粘着力が弱まります。
コールドスプレーを使う
この方法が一番お勧めでしょう。コールドスプレーをガムが凍るまで吹きかけます。(およそ5秒程度)
ガムが凍ったら爪楊枝や布、先の尖っていないもので剥がすとポロポロと取れることでしょう。
氷を使っても取れない場合は、この方法を試してみてください。
コールドスプレーはドラッグストアで400~600円程度で販売されていると思います。
また、この方法なら外出時でも持っている可能性があるので、利用できそうですね。
その他、制汗スプレーでも代用が可能です。その場合、コールドスプレーよりも長い時間吹きかけ続ける必要があります。
冷凍庫に入れる
ガムは凍ると粘着力が弱まるため、靴をビニール袋などに入れてそのまま冷凍庫に入れてしまうという方法です。
冷凍庫に靴を入れるのに抵抗がある人は、やめておきましょう。特に抵抗がなければ、お金がかからない方法なので、
ありかと思います。ガムが凍ったら爪楊枝や布、先の尖っていないものなどで剥がし取ってください。
油を使う
ガムを噛んでいる最中にチョコレートやスナック菓子を食べたらガムが消えてなくなったという経験はないでしょうか?
これはその中に含まれる油によりガムが溶けてしまっているのです。
ガムは酢酸ビニル樹脂という原料でできているのですが、この成分が油脂に溶ける性質を持っているためです。
それを利用して、サラダ油やオリーブオイルなどをガムにつけて数分間おいておきます。
要らなくなった歯ブラシやブラシなどでこするとガムは取れていきます。仕上げに再度油を垂らしてティッシュなどで拭き取ると
綺麗に仕上がります。
油脂が含まれていればOKなので、マーガリンや灯油、ハンドクリームなどでもガムを取ることができます。
ウイスキーなどのアルコールを使う
ガムの原料である酢酸ビニル樹脂はアルコールにより粘着力が弱まります。
ですので、アルコールを使うことによって簡単に取ることが出来ます。
ただし、ビールや日本酒、焼酎などのようにアルコール度数が弱いものでは威力を発揮しないようなので、
ウイスキーやウォッカ、テキーラなどの40度以上のものを使用するようにしましょう。
飲用でないものを使う場合は、ドラッグストアなどで販売されている消毒用アルコール(エタノールなど)を使用すると良いでしょう。
取り方としては、靴の裏側が浸る程度にアルコールに漬け置きます。(およそ10分程度)
そのまま自然とガムが取れる場合もありますが、取れない場合は、爪楊枝などで剥がしてみましょう。
ガムがどうしても取れないときは?
除光液を使う
マニキュアなどに使う除光液を使うことでガムを溶かすことができます。
取り方は、除光液を脱脂綿やティッシュ、布などにしみこませて、ガムをもみながら取り除きましょう。
ガムを取り終わったら、色落ちなどしないようにすぐに洗い流しましょう。
ベンジンを使う
ベンジンも除光液同様ガムを溶かします。
取り方も除光液と一緒で、脱脂綿やティッシュ、布などにしみこませてガムをもみながら取り除きます。
こちらも取り終わったら洗い流すようにしましょう。
ベンジンはホームセンターなどで販売されています。
ガム取りクリーナーを使う
ガム取りクリーナーというものが販売されています。
ガム取りクリーナーの成分は油オイルなのでガムを溶かすことができます。
固くなったガムも素早く取ることが出来ます。
値段はピンキリですがおよそ350~1500円程度で販売されています。
ただし、ガムを取るだけに使うのには、わざわざ購入しないといけないので、どうかなと思う部分もあります。
注意点はあるの?
油・オイルを使用する場合で、ガムがついたのが革靴の場合は、革の部分に油・オイルが付かないように注意しましょう。
先の尖ったものでガムを取ろうとすると靴底が傷む恐れがあるので、必ず先の尖ってない物を使用してください。
バターナイフのようなものが良いでしょう。通常のナイフを使用すると、靴底が削れる可能性がありますので、やめておきましょう。
ベンジンや除光液を使用する際は、手に付いた場合手がカサカサになることがありますので、できればビニール手袋やゴム手袋などを装着して作業した方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ガムの取り方は、凍らして取る、油で溶かして取る、レシートやポケットティッシュを利用して取る、
アルコールを使用して取るなどがありました。
ガムの特性を知っていれば、取れると思います。
どの方法も付いた瞬間なら取れる方法ですので、一度試してみてください。
どうしても取れない固くなったガムにはガム取りクリーナーや油・オイルなどで落とすと良いかと思います。