クラリネットをこわしちゃったの歌詞の中に、
「オーパッキャマラド、パッキャマラド、パオパオパ」と言う歌詞がありますが、
これにはどんな意味があるのでしょうか?またこれは何語なのでしょうか?
こちらではパッキャマラドの意味について紹介致します。
パッキャマラドの意味は?
「パッキャマラド」はフランス語のことで、
「Au pas, camarade」と書きます。
この意味については、翻訳機を通すと「リズム仲間の行進」と出てきます。
ちゃんとした意味としては、「歩むのだ、仲間よ」といった意味になります。
分解して解説をすると「Au」の意味は「~で」というような意味になり、前置詞+英語のtheにあたる定冠詞の短縮形になり、
「Au pas」で「歩む」という意味になります。
「camarade」は「同志」や「仲間」といった意味になります。
パオパオパの意味は?
では、「パオパオパ」の意味についてですが、
フランス語で書くと、「pas au,pas au,pas」となります。
「au pas」の意味が「歩む」だったので、
これの繰り返しだと考えられます。
つまり、「Au pas, camarade,pas au,pas au,pas」は
歩むのだ、仲間よ、歩め歩めみたいな意味になります。
クラリネットの歌なのに、なぜ「歩むのだ、仲間よ」なのか?
日本語歌詞においては、クラリネットが壊れたことを歌っているので、
「オーパッキャマラード、パオパオパパパ」はまるで動揺しているかのように聞こえますが、
意味的には、「歩むのだ、仲間よ」や「歩調を合わせるんだ、仲間よ」みたいな意味になります。
これを日本語として、直訳ではなく言い換えると、
「友よ、リズムに合わせて」と解釈できます。
もちろん、フランスの歌なので、フランス語としても
ドの音が出ないというような同じような歌詞になっています。
ここで、もう少し調べて見ると、「クラリネットをこわしちゃった」には
元ネタがあるようなのです。
クラリネットをこわしちゃったは元は、
フランス軍の軍歌、行進曲で
ナポレオン軍の軍歌だったようです。※諸説あるようです
これに照らし合わせると、
「Au pas,camarade」の「歩むのだ、仲間よ」が非常にしっくりきますね。
それがこの曲のようです。
続いて、フランス語の「クラリネットをこわしちゃった」がこちらになります。
一応日本語の歌も貼っておきます。
まとめ
今まで「パッキャマラドパオパオパ」に何の疑問も抱かず、
何かのかけ声なのかな程度にしか思っていませんでしたが、
調べて見ると、「リズムを合わせよう、仲間よ」「歩むのだ、仲間よ」といったような意味があったのですね。
しかも、「クラリネットをこわしちゃった」には元ネタがあり、
それがフランス軍の行進曲ということで、「パッキャマラド」の意味も
「歩むのだ、仲間よ」なので、非常にしっくりくるものになります。