フードコートなどのゴミ箱はプラスチックゴミと燃えるゴミに分かれていますが、
お手ふきなどのビニール製の袋は燃えるゴミなのか?プラスチックゴミなのか?
というところに疑問を抱いたので、記事にしてみました。
ビニール袋などは燃えるゴミ?プラスチックゴミ?
各市町村のゴミの分別を調べて見ると、
ビニール袋は大きさによりますが、洗ってキレイになるようなら
プラスチックゴミになり、洗っても汚れが取れないなら可燃ゴミになるというところがほとんどでした。
なお、園芸用肥料袋はプラスチックゴミ(プラスチック製容器包装)に分類され、
大きい物になると可燃性粗大ゴミとして捨てるというのが、どうやら一般的なようです。
参照:家庭ごみの50音順分別一覧「高知市家庭ごみ辞典」
その点から見てみると、上記のお手ふきの入っていたこのビニール袋(正しくはポリ袋)は、
プラスチックゴミに分類されるかと思います。
燃えるゴミとプラスチックゴミの行き先は?どう違うの?
まず燃えるゴミに出すと焼却されます。焼却されるとCO2の発生、
ビニー部袋である場合はダイオキシンの発生が挙げられます。
※ポリ袋の場合(コンビニの袋やゴミ袋など)はダイオキシンは発生しません。
参照:ビニール袋? ポリ袋? 私たちが使っている袋の名称と材質の違い
続いて、プラスチックゴミの行き先ですが、プラスチックゴミは
大半が焼却されて熱エネルギーなどに変わり回収されます。
その他、1/3程度は容器包装のリサイクル業者によりリサイクルされます。
参照:廃プラスチックは家庭や企業から出された後どうなっているの?
上記の点を鑑みて
上記の点を鑑みると、お手ふきなどの袋もそうですが
コンビニやスーパーでもらう袋は、ポリエチレンで出来ているため、
焼却してもダイオキシンの発生はありません。
また、プラスチックゴミとして捨てたとしても、2/3が焼却されるため、
正直な感想としてはいずれにせよ燃やされる可能性が高い…ので
フードコートなどに設置されているゴミ箱の分別については、
ポリ袋に関してはどちらに入れても良いのではないかと思います。
ただし、あくまでも私個人の見解なので、
正しくはプラスチックを使用していますので、
プラスチックゴミに捨てるのが正しいと思われます。
ストローやプラスチック容器は?
フードコートでは様々な飲食が販売されており、
ジュースなどを頼めばストローが付いてきますし、
お店によってはプラスチック製の容器に料理が入ってくることもあります。
この場合は、上記の写真を見てもらえればわかるように、
分類としてはプラスチックゴミになります。
コーヒーなどを混ぜるマドラーなどもプラスチックで出来ていますので、
プラスチックゴミに分類されます。
まとめ
明らかにプラスチック製の場合はプラスチックゴミに分類されますが、
今回のお手ふきなどが入っている袋は、元を正せばプラスチックを利用しているため
プラスチックゴミとして捨てる方が望ましいでしょう。
今回のお手ふきの袋などは小さなことではありますが、
ゴミをしっかりと分別することで、それが再利用される可能性がありますので、
エコロジーにつながると思います。