アースから販売されているゴキッシュとキンチョーから販売されている
ゴキブリムエンダーはどちらも空間に噴霧するスプレータイプの駆除剤ですが、
どちらの方が効果的なのでしょうか?

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ゴキッシュとゴキブリムエンダーどっちが効果的?

ゴキッシュ

ゴキッシュとゴキブリムエンダーの有効成分を見てみると、

ゴキッシュ ペルメトリン
ゴキブリムエンダー フェノトリン メトフルトリン

というどちらもピレスロイド系の成分を使用しています。
では、このピレスロイド系の成分の効果を見ていきましょう。

・ペルメトリン
光に対して特に安定で、残留効果が優れており、広範囲の害虫に有効で、
特にゴキブリ駆除に最適です。
しかも極めて残効性に優れています。

・フェノトリン
従来のピレスロイドに比べて、耐光性、水中での安定性に優れており、
比較的範囲の広い害虫に即効性があり、しかも残効性もプレスされています。

・メトフルトリン
蒸散活性に富み、常温揮散します。蟹タイする防除効果に優れています。
参照:KINCHO

となっており、
噴霧後の残留性のことを考えるとゴキッシュに軍配が上がります。
また、ピレスロイドの中でも特にゴキブリ駆除に優れている成分を
使用していることからも成分的に見るとゴキッシュの方が優れているでしょう。

一方ゴキブリムエンダーも効果がないわけではなく、
ゴキッシュと同じ使い方で、
部屋の中央より四隅に向かって斜め上に噴霧し
30分程度時間を置くと部屋全体に有効成分が広がり、
ゴキブリを駆除するというものなので、
使い方としては同じです。

双方の違い

まず、ピレスロイドの種類が違うことが挙げられます。
成分だけを見るとゴキッシュの方が持続効果に優れているため、
使い勝手は良いでしょう。

次にゴキブリムエンダーは窓などを閉めて使用する必要がある一方
ゴキッシュは窓が開いていても構いません。

値段にも違いがあり、
ゴキブリムエンダーは80プッシュで1580円程度
ゴキッシュは60プッシュで1396円程度となっており、

値段だけを見るとゴキッシュの方が安いのですが、
使用回数的に見ると値段に差はあまりないと言えます。

次に、ゴキブリムエンダーよりもゴキッシュの方が新しいため、
効果についてもより追求され作られているかと思います。

結局どっちがいいの?

どちらを使うかは好みの問題になると思いますが、
成分としてはゴキッシュの方が優れており、
使用後に壁や床などに成分が残るため、
使用後にそこを通ったゴキブリも駆除出来る点から見ても、
ゴキッシュの方が使い勝手は良いかと思います。

まとめ

ゴキッシュは残留効果が高く、ゴキブリに対して優れた効果を発揮する
ピレスロイドを使用しています。

ゴキブリムエンダーは従来のピレスロイドと比べて即効性などが優れています。

使用直後はどちらも同じような効果を示しますが、
ゴキッシュの方は残留効果があるため、使用後に成分の付着したところを
ゴキブリが通るだけでも駆除できるという点から
ゴキッシュの方が優れていると言えるかと思います。

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