ゴキッシュは有効成分であるペルメトリンというピレスロイド系の成分を
噴霧することで部屋の隅々まで成分を行き渡らしゴキブリを駆除するスプレーで、
残留効果も期待できるため、成分のかかった所をゴキブリが通過するだけでも駆除できるという商品ですが、
犬がいる部屋で使用しても良いのでしょうか？
ゴキッシュは犬に影響あるの？
人間及び犬や猫などの恒温動物はピレスロイド系の成分が体内に入ったとしても
速やかに代謝・分解されて排出されてますので、
犬がいる家庭でゴキッシュを使用しても問題ありません。
注意点はありますが、後述致します。
ピレスロイド系の成分が猛毒になるのは虫や魚類、は虫類などの変温動物になります。
これらの変温動物の体内に入ると神経を麻痺させてやがて死に至ります。
注意点はあるの？
犬などには安全性の高い成分とはいえ、
犬に直接かけると皮膚が炎症を起こしたりしますし、
ピレスロイド系の成分に敏感な犬の場合、
空中に噴霧した場合、その場所にいると成分を吸い込んで
くしゃみが出たり、咳が出たりといったような症状が出る場合があります。
ですので、ゴキッシュを使用する際は、その部屋から犬を避難させるようにしましょう。
使用後は速やかに使用者も退室して30分程度経ってから部屋に入るようにしてください。
なお、使用後は残留効果でゴキブリを駆除するため、掃除は控えてください。
空中噴霧が気になる場合は？
ゴキッシュの使い方は部屋の中央より4方向程度に斜め上に向けて噴霧する
という使い方の他に、ゴキブリが通りそうなあるいはいそうな場所にめがけて直接噴霧
するという使い方もあります。
例えば、冷蔵庫の下や天窓などに直接噴霧する形です。
このような使い方の場合、空気中に成分が飛散しませんので、
ピレスロイド系の成分が気になる場合であっても問題なく使用することが出来るかと思います。
それでもピレスロイド系の成分が気になると言う場合は、
ゴキッシュなどの殺虫スプレーは使用しないようにしましょう。
ゴキブリ駆除は他にもホウ酸団子のような置くタイプの駆除剤も販売されていますので、
そちらを使用することをおすすめします。
特におすすめしたいのが、ゴキちゃんグッバイという置くタイプの殺虫剤で
食いつき力がすごいため、かなり優秀な殺虫剤だと思います。
まとめ
ゴキッシュの有効成分はピレスロイド系の成分で犬などの恒温動物にとっては
安全性の高い成分となっておりますので、犬を飼われているご家庭でも安心してお使いいただけます。
ただし、使用する際は使用者以外は部屋の外に避難し、
使用後は使用者も速やかに退室してください。
30分程度経過すると空中に噴霧した成分も落ち着きますので、
部屋に入っていただいて結構です。
万が一犬が成分の付いた床などを舐めたとしても少量ですので
速やかに代謝・分解され排出されますので、まず問題になることはないでしょう。
