ムカデムエンダーは空気中に噴霧することで、部屋の隅々まで有効成分が行き渡り
ムカデをノックダウンするスプレーですが、寝室などで布団にかかっても大丈夫なのでしょうか？
赤ちゃんの布団にかかった場合も合わせて紹介致します。
ムカデムエンダーは布団にかかって大丈夫？
ムカデムエンダーの主成分はメトフルトリンとフェノトリンというピレスロイド系の成分で、
ピレスロイドは人間などの恒温動物には安全性の高い成分となっております。
もしピレスロイドが体内に入ったとしても速やかに代謝・分解され排出されますので、
多量に体内に入らなければ特に問題になることはありません。
ですので、布団にかかったとしても大丈夫です。
また、赤ちゃんの布団にかかって、それを赤ちゃんが舐めたとしても
上記のことから特に問題になることはありません。
布団を敷いたまま使用しても良いの？
ムカデが布団の下などに潜んでいた場合は、
有効成分が布団の下までは入り込まないので、
布団の下にいるムカデは駆除できませんが、
布団の下に入り込むことは稀なので、布団をかたづけるのが
面倒な場合は、布団を敷いた状態でスプレーしても問題ありません。
面倒でなければ布団を片付けてから噴霧した方が
より部屋の隅々まで行き渡りますので、片付けてからの方が良いですが、
タンスの裏や壁、床（畳など）には成分は行き届きますので、
あまり問題にはならないでしょう。
注意点はあるの？
注意点としては使用する時に、部屋には使用者のみいる状態にして
使用されない人は部屋から退室してください。
ペットを飼われている場合もペットは部屋から退室させてください。
使用後に使用者も速やかに退室して
30分程度時間をおいてください。
空気中に噴霧し飛散した成分は30分程度で部屋全体に付着し、
空気中は落ち着きますので、その後入室しても良いです。
寝室にエアコンや空気清浄機を置いている場合は、
切ってから使用するようにしてください。
特に空気清浄機を入れた状態でスプレーすると
すぐに「空気の汚れを感知しました」と言って成分を吸い取ってしまいますので、
必ず切るようにしてください。
ピレスロイドに敏感な人もいる
ピレスロイドに敏感な人がたまにおられ、
その方がスプレーした直後の部屋にずっといると、
口の中がイガイガピリピリしたり、喉がイガイガしたり、
肌がピリピリすることがあります。
これは一時的なものですので、時間が経てば治まるのですが、
こういう症状が出る場合もあるため、使用後は速やかに退室するようにしましょう。
まとめ
ムカデムエンダーはピレスロイド系の成分ですので、
人体には安全性の高い成分となっています。
体内にピレスロイドが入ったとしても
速やかに代謝・分解されて排出されますので、
問題にはなりません。
ですので、赤ちゃんの布団にかかったとしても
それを赤ちゃんが舐めたとしても問題にはなりませんので、
布団を敷いたまま使用しても構いません。
上記で述べたように、布団の下が気になる場合は
布団を片付けてから使用すると良いでしょう。
