妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
春菊は食べても良いのでしょうか?何か注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中の春菊について紹介致します。

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妊娠中春菊は食べても良いの?

春菊

妊娠中のどの時期においても春菊は食べても構いません。
ハーブのように子宮収縮作用はありませんので、心配はいりません。

また、注意点というのもありませんので、こちらも合わせて心配する必要はありません。

春菊の栄養は?

春菊可食部100gあたりの栄養を見てみると

エネルギー 22kcal
水分 91.8g
タンパク質 2.3g
脂質 0.3g
炭水化物 3.9g
灰分 1.4g
食物繊維 3.2g

ビタミンA(βカロテン) 4500μg
ビタミンE 1.7mg
ビタミンK 250mg
ビタミンB1 0.10mg
ビタミンB2 0.16mg
ナイアシン 0.8mg
ビタミンB6 0.13mg
葉酸 190μg
パントテン酸 0.23mg
ビタミンC 19mg

ナトリウム 73mg
カリウム 460mg
カルシウム 120mg
マグネシウム 26mg
リン 44mg
鉄 1.7mg

このようになっています。
参照:foodslink

特筆すべき栄養としては、ビタミンB群、βカロテン、ビタミンE、ビタミンK、
カリウム、カルシウムなどのミネラル類が豊富に含まれています。

βカロテンは抗がん作用や免疫賦活作用がありますが、その他に
体内で必要な分だけビタミンAに変換されて粘膜や皮膚の健康維持、
喉や肺などの呼吸器系統を守ると言われています。

なお、βカロテンは不必要な分は体外へと排出されますので、摂りすぎても問題はありません。

ビタミンEは抗酸化作用の強いビタミンとして知られており、
体内の脂質の酸化を防いでくれます。

ビタミンKは骨に存在するカルシウム結合タンパク質を活性化し、
カルシウムの骨への沈着を促して流出を防ぎます。

カリウムは体内の塩分を体外に排出する働きがありますので、
妊娠高血圧症など高血圧になりやすい妊娠中に嬉しい成分です。

カルシウムも豊富に含まれていますので、骨をつくるのに特に必要な
妊娠中期後期に役立ちます。

葉酸も豊富に含まれていますので、妊娠初期だけでなく、
全般的に葉酸は多く必要とする妊娠中には欠かせない栄養となっています。

また、春菊の独特な香りは自律神経に作用して胃腸を活発化し、
咳や痰を抑える効果があるそうです。

食べすぎるとどうなるの?

春菊を食べ過ぎると消化不良を起こして下痢になる可能性があります。
激しい下痢になると子宮が収縮しますので、お腹の赤ちゃんによくありません。

ビタミンKが豊富に含まれているため、これを摂りすぎると
血栓を予防するために血液の流れを良くする薬(ワルファリン)の効き目を低下させる恐れがあります。

カリウムが豊富に含まれているため、春菊を食べ過ぎるとトイレが近くなる可能性があります。
とはいえ、排尿を促しますので、身体に悪いことはありません。

おすすめ

どれくらいの量食べても良いの?

春菊は2分の1束(100g)食べるだけで1日に必要とするビタミンAを摂取できます。
おひたしにする場合は、1人分では生の物で60~80g程度が目安とされていますが、
1日の摂取量の目安としては100g前後を目安にすると良いでしょう。

春菊のおすすめレシピは?

春菊は鍋に入れるイメージが強いですが様々な料理に使用することができます。
ここでおすすめのレシピを紹介致します。

パリパリ大根と春菊のきつねサラダ
すき焼き
春菊の無敵漬け
春菊と大根の牛肉炒めサラダ
春菊と牛肉の炒め物
春菊とにんじんと油揚げの胡麻和え
餅きんちゃく
春菊の混ぜご飯
なめこと春菊のおろし和え
山菜天ぷら
春菊のごまよごし
牛肉の春菊巻き焼き
春菊と豚肉のナムル

などなど、鍋以外にも様々なおすすめレシピがあります。
レシピ詳細が知りたい方は下記リンクからご覧になってください。

kikkomanで春菊おすすめレシピ一覧を見てみる

まとめ

妊娠中のどの時期においても春菊は食べても構いません。
ただし、血栓を予防するために血液をサラサラにする薬を飲んでいる場合は、
医師に確認した方が良いでしょう。

それ以外は、一般常識的な範囲であれば、食べても問題ありません。
食べ過ぎると消化不良を起こしたり、下痢になる可能性がありますので、
食べ過ぎには注意しましょう。

栄養が豊富なため、毎日食べるのもおすすめです。

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