妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
ピーナツは食べても良いのでしょうか?何か注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のピーナツについて紹介致します。

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妊娠中ピーナツは食べても良いの?

ピーナツ

妊娠中のどの時期であってもピーナツは食べても構いません。
ただし、カロリーが多いため食べ過ぎると総摂取カロリーがオーバーしてしまい
そのような生活を続けると肥満などの原因になりますので、
つわり時期以外はピーナツを日常的にたくさん食べることは控えてください。

また、たくさん食べると塩分の摂り過ぎになる可能性もでてきますので、
食べるなら減塩のピーナツや殻のついたピーナツを食べるようにしましょう。

どれくらいの量食べても良いの?

妊娠中に食べて良いピーナツの量は、ピーナツをおやつとして捉えた場合、
妊娠中の1日のおやつとして摂取しても良いカロリーは
厚生労働省の食事バランスガイドによると200kcal以下とされています。

ピーナツを殻を取った状態で20個程度でおよそ208kcalとなりますので、
食べたとしても20個程度でとどめておいた方が良いでしょう。
参照:カロリーSlism

なお、つわり時期でピーナツしか食べられないと言う場合は、
カロリーや塩分のことは気にせずに食べられる時に食べられるだけ食べれば良いので、
栄養などのことはひとまず気にしなくても良いです。

もし母体があまり食べられなかったとしても、赤ちゃんはママからしっかりと
栄養を吸収しますので、赤ちゃんについては問題になりません。

なお、塩のかかったピーナツを食べる場合は、塩分のことを気にしなければいけません。
成人女性の1日の塩分摂取目標量は厚生労働省では6.5g未満と定めています。

塩のかかったピーナツで有名なものを挙げるとバターピーナツがありますが、
こちらは100gあたりの塩分量が0.8~1.2gとなっており、
200kcal程度の量としては20g程度になりますので、その塩分量は0.16~0.24g程度になります。

これくらいの量であれば、塩分のことは気にしなくても良さそうです。

ピーナツの栄養は?

ピーナツ可食部100gあたりの栄養は、
エネルギー 295kcal
水分 50.1g
タンパク質 12.0g
脂質 24.5g
灰分 1.3g
飽和脂肪酸 4.24g
不飽和脂肪酸 18.60g
コレステロール 0
食物繊維 4.0g

ビタミンA 5μg
ビタミンE 10.5mg
ビタミンK 0μg
ビタミンB1 0.54mg
ビタミンB2 0.09mg
ナイアシン 10.0mg
ビタミンB6 0.21mg
葉酸 150μg
パントテン酸 1.40mg
ビタミンC 20mg

ナトリウム 1mg
カリウム 450mg
カルシウム 15mg
マグネシウム 100mg
リン 200mg
鉄 0.9mg
亜鉛 1.2mg
銅 0.50mg
マンガン 0.75mg

このようになっています。
参照:foodslink

特に多いのが、オレイン酸やリノール酸といった不飽和脂肪酸が豊富で、コレステロールを抑制する作用が蟻、
肥満防止に役立つと言われています。

次にビタミンEにも注目です。
ビタミンEは抗酸化力が強いことで知られており、活性酸素を抑え体内の不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きがあるので、
動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防に役立つと考えられています。

そして、カリウムやマグネシウム、リン、鉄など身体にとって欠かせないミネラルをバランス良く豊富に含んでいるのも特徴です。
カリウムは体内の塩分を体外に排出してくれますので、妊娠中には欠かせない成分となっています。

ピーナツをたくさん食べると赤ちゃんがアレルギーになるって本当?

ピーナツを食べることで赤ちゃんがピーナツのアレルギーになりやすいと
言われたりしますが、妊娠中の食べ物の影響で生まれてくる赤ちゃんのアレルギーが決まるわけではありません。
妊娠中の食事制限はその後の赤ちゃんのアレルギーとは何も関係ないというのが現在の考え方の主流となっています。

アレルギーは体質の素因も大きいので、両親もしくは、母親、父親のどちらかにアレルギーがあれば、
子供にアレルギー体質は遺伝することがあります。
ただし、ぜんそくやアトピー性皮膚炎などのアレルギーの病気が必ず発症するというわけではありません。
参照:すぎもとキッズクリニック

ですので、ピーナツはもちろん、牛乳や大豆、小麦粉、卵などは妊娠中に制限する必要はありません。

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まとめ

妊娠中のどの時期においてもピーナツは食べても問題ないです。
ただし、カロリーが多いため食べ過ぎるとカロリーの摂りすぎにあたる可能性があり、
そのような生活が日常的になると肥満や妊娠糖尿病などの原因になりますので、
ピーナツの食べ過ぎには注意してください。

1日の摂取目安としては、20粒程度がおやつとして摂取しても良いカロリーくらいになりますので、
食べたとしてもピーナツは20粒程度で抑えておきましょう。

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