妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
ピスタチオなどのナッツはお勧め食品として知られています。
こちらでは妊娠中のピスタチオについて紹介致します。

スポンサーリンク

妊娠中にピスタチオがおすすめの理由は?

ピスタチオ

ピスタチオにはオレイン酸という不飽和脂肪酸の一種が含まれており、
血液中の悪玉コレステロール値だけを減らして、善玉コレステロール値を増やす働きがあります。

その他に、必須脂肪酸であるリノール酸も含まれており、
この2種類の脂肪酸が働くことでコレステロール値を低下させます。
参照:わかさの秘密

悪玉コレステロール値が高いと血管壁に悪玉コレステロールがたまり、
動脈硬化を進めてしまいます。
参照:協会けんぽ

妊娠中は、コレステロール値も中性脂肪も高くなりますが、
決して異常なわけではなく、高くなるのが通常のようです。
産後は元に戻りますので、特に気にする必要はないのですが、
オレイン酸もリノール酸も摂取すると健康に良いため摂取はした方が良いです。
参照:うしじまクリニック

その他、ピスタチオにはカリウムが豊富に含まれており、
カリウムは体内の塩分を体外に排出する働きがありますので、
妊娠中には嬉しい成分です。
なお、妊娠中の1日の塩分摂取量は厚生労働省によると6.5g未満と
制限が設けられていますので、カリウムを多く含むピスタチオは
妊婦にとってお勧めの食材と言えます。

さらに、鉄分も含まれていますので、
血液が多く必要な妊娠時にはもってこいです。

その他、食物繊維も豊富に含まれており、
腸内環境を整えてくれるのも嬉しい効果ですし、
葉酸やビタミンB1、B2、B6、A、E、C、パントテン酸(抗ストレスビタミン)と様々なビタミンが摂取できるのも特徴です。

スポンサーリンク

1日にどれくらい食べてもいいの?

妊娠中のおやつとして摂取しても良いカロリーは厚生労働省の食事バランスガイドによると200kcal以下を目安に食べると良いとされています。
ピスタチオのカロリーを見てみると、100gあたり614.9kcalとなっています。
ですので、200kcal以下に抑えた場合、ピスタチオは1日に30g(184.47kcal)程度でとどめておくのが良いでしょう。
30gが何粒程度か書くと、1粒およそ0.5g程度ですので、60個は食べても良いという計算になります。
が、これはあくまでも目安ですので参考までに。

小島屋のサイトを見ると、1日の適量は25g程度とされており、これは40~45粒程度になります。
参照:小島屋

ピスタチオ入りのお菓子は注意が必要

ピスタチオアイスやピスタチオ入りのお菓子などが多く販売されていますが、
ピスタチオそのものと比べて砂糖などが使用されていますので、
その分カロリーも高くなります。
よかれと思いピスタチオ入りのお菓子をたくさん食べていると、
カロリーの摂りすぎになる可能性があり、日常的にたくさん食べていると、
肥満や糖尿病、高血圧などの生活習慣病のリスクが高くなります。

特に妊娠中は妊娠糖尿病や妊娠高血圧と言われるように、
非妊娠時と比べてなりやすい傾向にありますので、注意が必要です。

まとめ

ピスタチオにはオレイン酸などの不飽和脂肪酸やビタミンB群、
鉄分、カリウムなど妊娠中にありがたい栄養が豊富に含まれていますので、
おやつとして積極的に摂り入れたい食材です。

しかし、ピスタチオアイスなど加工されたものは、
砂糖や乳などの脂肪が含まれており、食べ過ぎると肥満などの原因となりますので、
加工品だけではないですが食べ過ぎに注意してください。

1日に食べても良い量の目安としては25~30g程度(およそ40~60粒)までに
とどめておいてください。

他にジュースなどを飲まれる日は、ピスタチオの量を減らすなどして
摂取カロリーを調節してください。

子供が生まれるというのは人生の節目!保険を見直すべき理由とは?

スポンサーリンク