パクチーブームにより、パクチーをもりもり食べるお店などがありますが、
パクチーは食べ過ぎるとどうなるのでしょうか?身体に影響はないのでしょうか?
こちらではパクチーの食べ過ぎについて紹介致します。
パクチーを食べ過ぎるとどうなるの?
パクチーは食べ過ぎたなと思っても身体に残る成分というものが少ないため、
身体に影響が出にくいようです。
ただし、度を超えて食べすぎた場合は、食物繊維の摂りすぎにより、
腹痛や下痢、便秘になる可能性はあります。
参照:健達ねっと
また、パクチーにはキレート作用という働きがあり、
過剰摂取することで、キレート作用が強くなり、人によっては下痢や腹痛をもたらすようです。
参照:ナチュラルクリニック代々木
次にパクチーにはリナロールとゲオニオールという成分が含まれているのですが、
これを過剰摂取することにより、頭痛を引き起こしたり、気分が悪くなったりする場合があります。
参照:woman.excite
次にタイパクチーについてですが、このような記事を見つけました。
タイパクチーを1回につき10グラム以上摂取すると腎臓への負担が大きくなる。そして、腎臓内に結晶ができる危険性がある。
タイパクチーには、100グラムあたり540ミリグラムのカリウムを含んでいる。これもまた腎臓への負担となる。さらに、カリウムを多く摂取すると心臓にも影響があるという研究報告もある。
タイパクチーの場合、食べ過ぎると腎臓に負担がかかるようで、
腎臓内に結晶ができる危険性があると言います。
また、カリウムの摂りすぎにより腎臓への負担となるというのです。
ただし、腎臓が正常であればカリウムを摂り過ぎたとしても尿と一緒に排出されるため、
カリウムについては健康な人の場合は気にする必要はなさそうです。
参照:健達ねっと
食べすぎってどれくらい?
パクチーの食べ過ぎは人によって健康状態によって異なるところはありますが、
カリウムの1日に摂取しても良い量から計算すると、
カリウムは18~64歳の男性で1日3000mg以上、
女性で2600mg以上が摂取目標量になっており、
パクチー100g中に590mgのカリウムが含まれています。
ですので、カリウムを目標量パクチーだけで摂取しようとした場合、
500g程度食べると目標量に達することになります。
カリウムに関していえば、パクチーは500g程度食べても問題ないことになります。
続いて食物繊維で見てみると、食物繊維の摂取目標は野菜からとるには、
1日に350g以上の野菜を食べる必要があるとのことですので、
パクチーだけで食物繊維の摂取目標に達するには、350gのパクチーを食べなければいけません。
食物繊維の摂りすぎについては、サプリメントなどから食物繊維を過剰に摂取しないことには、身体にはほぼ影響は出ないようです。
ですので、パクチーをいくら食べたとしても食物繊維の摂りすぎにはならないと考えます。
とはいえ、度を超えて食べると摂りすぎになる可能性はありますが。
ちょっと食べ過ぎたくらいでは問題にはなりません。
気になるのは、キレート作用とリナロールとゲオニオールでしょう。
まずキレート作用についてですが、調べた限りではキレート剤を摂取するなどした場合に
下痢や腹痛になる可能性があるようです。
参照:がんと希少な病気の情報サイト
続いてリナロールとゲオニオールについてですが、調べてもどれくらいで過剰摂取になるのかが
わかりませんでした。
出てくる情報としては、リナロールとゲオニオールには体臭を改善する効果があるということくらいです。
参照:CROSS SEARCH
どのくらいで食べ過ぎになるかについては、上記の引用部分に書いてある
10g以上食べると腎臓への負担が大きくなると書かれていますので、
1日に食べる量は10g未満にとどめておいた方が良さそうです。
特に注意しなければいけない人は、小さな子供や高齢者、腎疾患のある人、妊娠中の人などは
食べ過ぎることによって下痢や腹痛など症状が出やすいため、
食べても少量にとどめておいてください。
腎疾患のある人は、カリウム制限などもありますので、
医師の診断にそって栄養素を摂取するようにしてください。
まとめ
パクチーは食べ過ぎることにより、下痢や腹痛、吐き気、嘔吐
腎臓への負担という影響が出る可能性があります。
どのくらいで食べ過ぎになるのかについては、タイパクチーは10g以上摂取すると
腎臓への負担が大きくなるとありますので、これを基準に考えて
1日に10g未満に抑えておいた方が良いでしょう。