ビオフェルミンはドラッグストアなどで昔から販売されている
整腸剤になりますが、錠剤の場合1錠あたりにどれくらいの数の乳酸菌が含まれているのか調べて見ました。

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ビオフェルミンS錠には乳酸菌はどれくらいの数含まれているの?

新ビオフェルミンS

ビオフェルミン製薬に電話で問い合わせたところ
乳酸菌の数については非公開としており、つまりは企業秘密ということで、
教えてくれませんでした。

公式サイトに載っている情報としては、
新ビオフェルミンSプラス錠が1日の摂取量である9錠中に
乳酸菌は36mg含まれています。
参照:ビオフェルミン製薬

ここから推測を立てて予想していくしかありません。

1g中に含まれている乳酸菌の数を検証

ネット上で他の乳酸菌の商品から予想して割り出すことにして、
広島県によるとヨーグルト1gあたりに乳酸菌は3億3000万個という検査結果が出ています。
参照:広島県

次に、現代製薬株式会社で販売されている犬猫用の乳酸菌にはなるのですが、
1gあたりに2.5億個以上の乳酸菌が含まれています。
参照:現代製薬株式会社

そして、ドレミドラッグで販売されている華舞の食べる1兆個の乳酸菌という商品を見てみると、
1g中に乳酸菌が1兆個含まれていることがわかりました。
参照:ドレミドラッグ

たまプラザクリニックのサイトを見てみると、
ビオフェルミン(ビオフェルミンSではない)1錠あたりに100万~10億個と書いてあり、
福岡天神内視鏡クリニックのサイトを見てみると、市販されている整腸剤に含まれる乳酸菌の数は1カプセルあたり1億~10億個と言っています。
参照:たまプラザクリニック
参照:福岡天神内視鏡クリニック

このクリニックが言うように1錠当たりに100万~10億個あるいは、
1カプセルあたりに1億~10億個だとすると、
ビオフェルミン1錠当たりに含まれる乳酸菌の数は多くても10億個ということになります。
これを1日に9錠飲むわけですから1日に摂取する乳酸菌の数は多くても90億個ということになります。

ビオフェルミンをサプリメントと捉えると、推測するに1g中に乳酸菌は入れようと思えばかなりの量入れれることがわかります。

仮に1g中に3億個の乳酸菌が含まれていると過程すると、
ビオフェルミンS錠(9錠)に36mgの乳酸菌が含まれていますので、
計算すると9錠中に1億800万個の乳酸菌が含まれていることになり
1錠に直すと1200万個の乳酸菌が含まれていることになります。

ですが、これだとヤクルト1000には1本中に乳酸菌1000億個。
ピルクルミラクルケア1本中に乳酸菌600億個などと比べると
かなり少ないことになります。

1日の乳酸菌の摂取量の推奨は国立健康・栄養研究所の見解によるとおよそ100億個程度の摂取が必要と言っていますので、
これに照らし合わせると、クリニックが言っていることはあながち間違いではなさそうです。

では、1gあたりに1兆個の乳酸菌が含まれていた場合、
ビオフェルミンS(9錠)中に36mgの乳酸菌が含まれていますので、
計算すると3600億個含まれている計算になります。
これを1錠分に直すと400億個の乳酸菌が含まれていることになります。

これだと、1日に摂取する乳酸菌の量はヤクルト1000だと3.6本分となります。

ちょっと入りすぎ感が否めないため、
1g中に5000億個の乳酸菌が含まれていると過程すると、
ビオフェルミンS1錠中に先ほどの半分ということにるので、
200億個の乳酸菌が含まれているということになります。

この過程だと、なんだかしっくりと来る物があります。

あくまでも予想でしかありませんが、
ビオフェルミンS1錠中に含まれる乳酸菌の数は多く見積もって
200~400億個という予想が立ちます。

ただし、これはビオフェルミンがサプリメントなみに乳酸菌が入っていると仮定してのお話なので、クリニックが言うことを当てはめると、1錠当たり10億個の乳酸菌が含まれているというのが、可能性的には高そうに感じます。

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乳酸菌を摂りすぎるとどうなるのか?

上記の計算だと国立健康・栄養研究所の見解である
1日の乳酸菌摂取量である100億個を大きく上回ってしまいますが、
乳酸菌は摂取しすぎたとしても、身体に害はなく
摂りすぎた分は便と一緒に排出されていきます。

ですので、何兆個摂取しようが身体に害はありません。

1日9錠で腸内環境が改善される

ビオフェルミンSを私は実際に服用しており、
朝と晩に3錠ずつ、計6錠を飲んでいるのですが
よく下痢をしていたのが、今ではほとんど下痢をすることがなくなったので、
私の身体にはビオフェルミンSの乳酸菌が合っていたのだと思います。

具体的にどのくらいの数の乳酸菌を摂取しているのかは
残念ながらわかりませんが、上記のクリニックの提言を当てはめると、
乳酸菌は1日60億個でも十分に効果を発揮するものと考えられます。

まとめ

ビオフェルミンS1錠に含まれている乳酸菌の数は
残念ながら企業秘密ということで教えてもらえませんでした。

わかることといえば、ビオフェルミンS9錠中に36mgの乳酸菌が含まれていることだけでした。

いくつか乳酸菌の商品を見てきましたが、
多い物では1g中に1兆個の乳酸菌が含まれていましたので、
それを元に予想すると、しっくりくる数としては、
1錠中に200億個の乳酸菌が含まれているというのが、
近しいのかなと考えます。
ただし、これはサプリメントとして考えた時の数で、
整腸剤として捉えた場合、1錠当たりに多くても10億個含まれているというのが、
近しい考え方と言えます。

実際はわかりませんが、1日に6錠飲んでいても
効果が実感できますので、乳酸菌の効果は数ではないのかもしれません。

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