ヤクルト1000を飲むとお腹が張るという人がいますが、
なぜ腸内環境を整える効果のあるヤクルト1000を飲んでお腹が張るのでしょうか?
こちらではヤクルト1000とお腹が張ることについて紹介致します。

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ヤクルト1000を飲んでお腹が張るのはなぜ?

ヤクルト

ヤクルト1000を飲んでお腹が張る原因として考えられることが4つあります。

まず、乳糖不耐症です。
ヤクルト1000には乳糖がわずかながら含まれており、
通常は乳糖を分解する酵素(ラクターゼ)が出てきて、分解するのですが
この酵素が全く出ないという人がいます。

この場合、乳糖は未消化となり消化不良を起こした結果、お腹が張ることがあります。

次に、乳酸菌が腸内で発酵しているということが考えられます。
通常乳酸菌は大腸で働くのですが、小腸で発酵増殖した結果、
これが善玉菌であってもお腹が張るという可能性があります。
参照:健康カプセル!げんきの時間

3つ目は、ヤクルト1000に含まれている糖類が
細菌のエサとなり小腸内で細菌やガスが増えた結果
お腹が張るということがあります。
参照:健康カプセル!げんきの時間

なお、ヤクルト1000には1本当たり14.1gの糖類が含まれています。

4つ目としては、悪玉菌が優位に立っている腸内に善玉菌である乳酸菌が入ることにより、
腸内環境の改善の過程において一時的にお腹が張るということも考えられます。

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ヤクルト1000を飲んでお腹が張る場合どうしたらいいの?

原因として糖類の摂取が関連している場合、糖類を摂取することで
お腹の張りに繋がっていますので、ヤクルト1000を飲むのをやめて、
糖類の含まれない乳酸菌、例えばビオフェルミンやビオスリーなどを
服用することで、この問題は解決します。

次に、腸内で乳酸菌が発酵していることが原因の場合、
乳酸菌を摂りすぎている可能性があります。
ですので、ヤクルト1000ではなく、ヤクルト400やNEWヤクルトなど
乳酸菌含有量が少ないものを摂取することで異常発酵を抑えられるかも知れません。

そして、乳糖不耐症の場合は、乳糖が原因となっていますので、
乳糖含有量が低い、あるいは乳糖が含まれていない乳酸菌を摂取すると良いかと思います。
例としてビオフェルミン、ビオフェルミンR、ミヤBなどが挙げられます。

腸内環境の改善により一時的にお腹が張っている場合は、
しばらく続けてみて様子を見るようにしましょう。

続けた結果、お腹の張りが治らない場合、
身体に乳酸菌の種類が合っていない可能性や糖類が悪さをしている可能性、
及び乳糖不耐症の可能性がありますので、
摂り入れる乳酸菌の種類を変えてみて様子を見るようにしましょう。

まとめ

ヤクルト1000を飲むとお腹が張る原因について
可能性のあるものをいくつか挙げてみましたが、
しばらく様子を見て、お腹がの張りが続くようなら
ヤクルト1000の乳酸菌が身体に合っていない可能性がありますので、
その場合は、違う種類の乳酸菌を試すと良いかと思います。

何を試してもお腹が張ると言う場合は、一度かかりつけの医師に相談することをお勧めします。

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