ヤクルトは乳酸菌を摂取することができ、腸内環境を整えて
下痢や便秘などを改善してくれる飲み物ですが、
飲むにあたってデメリットはあるのでしょうか?
こちらではヤクルトのデメリットについて紹介致します。

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ヤクルトにデメリットはあるの?

ヤクルト

ヤクルトのデメリットについて考えてみると
まず挙げられるのが糖質です。
ヤクルト1本中に含まれる糖質は14~15g程度です。

この量はコーラよりも糖質が含まれているため、
成人の場合1日1本なら問題はないでしょうが、1日に何本も飲むとなると糖質の摂りすぎに当たり、
肥満のリスクや糖尿病のリスク、高血圧のリスクなど生活習慣病のリスクが増大することになります。

また、子供の場合、1日1本飲むのは小さい子供ほど控えた方が良いほどの糖質が含まれています。

子供の場合1日どのくらいの量のヤクルトを飲んでもいいの?

世界保健機関(WHO)によると、

成人及び児童の1日当たり遊離糖類摂取量を、エネルギー総摂取量の10%未満に減らすよう勧めている。また5%まで減らして、1日25g(ティースプーン6杯分)程度に抑えるなら、更に健康効果は増大するという。

引用:食品安全委員会

と述べています。
WHOの推奨する摂取量としては1日に遊離糖類が50g未満ですが、
子供の場合は、体重が大人と比べて少ないため、1日の遊離糖類は25g程度が望ましくなります。

となると、ヤクルトを1日に1本飲むのは糖質の摂りすぎにあたります。
というのも、子供はおやつも食べるでしょうから、
おやつとヤクルト両方を摂取するとWHOの推奨する量を軽く超えることになります。
これを毎日続けていると、おやつの量や個人差にもよりますが、
肥満などの生活習慣病のリスクを高めてしまいます。

ですので、子供の場合は1日に1本ではなく
2日に1本の割合で飲むことにより糖質の過剰摂取を抑えることができます。

夜寝る前に飲むとデメリットがある

ヤクルトには糖質がたくさん含まれているため、
夜寝る前に摂取すると、急激に血糖値があがり、
寝ている間に優位に立つはずの副交感神経の活動を妨げてしまい、
その結果睡眠の質を下げてしまうことになります。
参照:LEALEA

また、飲み過ぎにも注意が必要です。
ヤクルトを飲み過ぎることにより糖質を過剰に摂取することになり、
交感神経が優位に立ってしまいます。簡単に言うと興奮状態になります。
こうなると、寝る時に優位に立つ副交感神経(リラックスする)が交感神経に負けてしまい
睡眠の質が下がってしまいます。
参照:Agelessホーム

ですので、ヤクルトはヤクルト1000であっても夜に飲むことは控えましょう。

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ヤクルトに含まれるシロタ株が自分に合っていない場合がある

ヤクルトに含まれる乳酸菌はシロタ株と呼ばれるもので、
ヤクルト1000の場合は、シロタ株の乳酸菌が1000億個含まれています。

しかし、シロタ株が自分に合っていない場合、
何ヶ月と飲み続けていてもいっこうに腸内環境は改善されませんので、
ヤクルトを飲み物として楽しむだけになってしまいます。
腸内環境が改善されないのであれば、ちょっと高い飲み物を飲み続けていることになり
これはデメリットと言えるでしょう。

腸内環境が改善されない場合は、
ピルクルなどの他の乳酸菌飲料に切り替えたり、
ビオフェルミンやビオスリーなどの整腸剤に切り替えるなどして様子を見て、
自分に合った乳酸菌を見つけることをお勧めします。

まとめ

ヤクルトを飲むデメリットとして

  • 糖質の過剰摂取になる可能性がある
  • 夜飲むと睡眠の質を下げる可能性がある
  • シロタ株が体に合っていないとちょっと高い飲み物を飲んでいるだけになる

というようなデメリットがあります。
成人の場合1日1本飲んでも問題ないのですが、
子供の場合だと1日1本飲むと糖質の摂り過ぎになる可能性がありますので、
2日に1本など調節する必要があります。もしくは1日1本飲ませるのであればカロリーハーフという商品がありますので、
そちらを飲ませると良いでしょう。

寝る前に飲むと睡眠の質が下がる可能性がありますので、
寝る前以外に飲むようにすることによりデメリットではなくなります。

問題はシロタ株の乳酸菌が自分に合っていない場合、
いつまでたっても腸内環境は改善されませんので、
別の乳酸菌に切り替えて自分に合った乳酸菌を見つけないといけません。

以上、ヤクルトのデメリットについてでした。

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