ヤクルトには400や1000など様々な種類がありますが、
寝る前に飲むべきではありません。
こちらではなぜ寝る前に飲むべきではないかについて紹介致します。

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ヤクルトは寝る前に飲むべきではないのはなぜ?

ヤクルト

ヤクルト1000の場合は、ストレスを緩和して睡眠の質を向上させる働きがあるため、
寝る前に飲むのが良さそうに感じますが、
ヤクルト自体継続することが大切なので、時間を決めて飲むのではなく、
継続できるように自分に合ったタイミングで飲むのが良いとされています。

では、なぜ寝る前に飲むべきではないのかというと、
それはヤクルトには糖類が含まれているからです。

寝る前にヤクルトを飲むとどうなるのかというと、
寝る前に糖分を摂取すると血糖値が急激に上がってしまい、
寝ている間に優位に立つはずの副交感神経の活動を妨げてしまい、その結果
睡眠の質を下げてしまうことになります。
参照:LEALEA

また、消化酵素を出すなど体が働いてしまいますので、
交感神経が優位に立ってしまいます。
通常寝る前に副交感神経が優位に立ち、リラックスして睡眠の質が向上するのですが、
糖類を摂取することにより交感神経が優位に立ち、いわゆる興奮状態になってしまい
睡眠の質を低下させてしまいます。

このことにより、寝る前にヤクルトを飲むのはやめた方が良いのです。

ではいつ飲むのが良いのか?

寝る前でなければいつ飲んでも構いません。
ご自身の続けやすい時間帯に飲めば良いです。

続けるためには、決まりを作ると続けやすくなります。
例えば、朝食後に飲む、昼食後に飲むなど、決め事を作ってしまえば
忘れることが減ります。

仕事をされておられる場合は仕事にもよりますが、昼食後となるとヤクルトを持参しなければいけないため、
個人的には朝に飲むというのを習慣づけできれば良いかと思います。

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糖類の摂りすぎもよくない

寝る前にヤクルトを飲むと血糖値の上昇により交感神経が優位に立つと述べましたが、
糖類の摂りすぎも交感神経を優位に立たせてしまいます。
これは自律神経の乱れにも繋がりますので、摂りすぎもよくありません。

どれくらいが摂りすぎになるかというと、
世界保健機関(WHO)では、

成人及び児童の1日当たり遊離糖類摂取量を、エネルギー総摂取量の10%未満に減らすよう勧めている。また5%まで減らして、1日25g(ティースプーン6杯分)程度に抑えるなら、更に健康効果は増大するという。

引用:食品安全委員会

と言っておりますので、成人の場合推奨される1日の摂取糖類については、50g未満となります。

ヤクルト400も1000も1本あたりにおよそ14gの糖類を含んでいますので、
成人の場合は飲んだとしても1日1本にとどめておいた方が良いです。

子供の場合は、2日に1本飲む、もしくはヤクルトカロリーハーフ(糖質5.5g)に切り替えて毎日飲むと
腸内環境が良くなる可能性が高まる上に、糖類の過剰摂取にもなりませんので、
睡眠の質を妨げる心配もなくなります。

とはいえ、普段の食生活に糖類を多く含んでいるのでしたら見直す必要はありますが。
お菓子や菓子パンなどを日常的に過剰に摂取しないよう心がけてください。

まとめ

ヤクルトを寝る前に飲むと急激に血糖値が上がってしまい、
交感神経を刺激して睡眠の質を下げることになりますので、
たとえヤクルト1000が睡眠の質を向上させるとはいえ、
夜寝る前に摂取すると逆効果になってしまいます。

では、いつ摂取するのが良いかというと、ご自身の続けやすい時間帯を見つけて、
継続していくことが大切です。

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