KINCHOから出ている蚊がいなくなるスプレーは、ワンプッシュで部屋全体に有効成分が行き渡り、蚊が壁や天井などに止まったら死に至るという駆除剤ですが、
車の中で使用しても良いのでしょうか?車内に不具合など起きないのでしょうか?
蚊がいなくなるスプレーは車の中で使用してもいいの?
車のシートやプラスチック部分などに直接スプレーしなければ使用しても問題ありません。
参照:KINCHO
革製品やプラスチック部分、白木などに直接スプレーするとシミになったりする可能性がありますので注意してください。
最終的には車内全体に成分が行き渡ることになるのですが、直接でなければ、シミになったりするようなことはありません。
ただし、車内に人が乗っている状態で使用すると成分を吸い込んだりすることになるため、
できれば人が乗っていない時に使用した方が良いでしょう。
車内での効果は?
車内での効果は部屋で使用したときと同様、車の中全体(座席の裏部分も)に有効成分が付着しますので、
蚊が車内のどこかに止まった時に効果を発揮します。
なお、付着した成分は時間が経つと揮発してなくなりますので、
特に掃除などの必要はありません。
人体への影響は?
次に人体に影響があるかどうかについてですが、結論から言うと基本的にありません。
蚊がいなくなるスプレーの主成分はピレスロイド系の成分で、
この成分が蚊などの虫の体内に入ると神経が麻痺して死に至ります。
ですが、人や温血動物(犬猫など)の場合、ピレスロイド系の成分を分解する酵素を持っているため、
吸い込んだとしてもすぐに分解無毒化されて排出されますので、問題ありません。
参照:KINCHO
ですので、人が乗っている状態でもピレスロイド系の成分に敏感な人がいなければ
特に影響はありません。
とはいえ、人が乗っていない時に使用することを推奨します。
ワンプッシュして30分後くらいに車に乗ると良いでしょう。
効果は12時間用のものと24時間用のものがあります。
ピレスロイド系の成分に敏感だとどうなるの?
たまにピレスロイド系の成分に敏感な人がいます。
その場合、蚊がいなくなるスプレーを吸い込んだ場合
舌や口の中がピリピリしたり、喉がイガイガしたり痛くなったり、
息がしづらくなるというような症状が出ることがあります。
ですが、この症状は一時的なもので時間が経てば治まりますので、
特に気にしなくても問題ありません。
※KINCHOに問い合わせて聞きました
保管について
直射日光の当たる場所や車内で保管しないでください。
特に夏場の車内は高温になるため、缶が破裂する可能性がありますので、
車内で保管することはやめてください。
まとめ
蚊がいなくなるスプレーはシートやプラスチック部分に直接かけなければ、
特にシミになるということはありませんので、車内でも使用することができます。
ただし、においは残る可能性はありますので、においが気になるという場合は使用しないようにしましょう。
推奨事項としては人が乗っていない時(乗る前30分程度前から)に使用することをお勧めします。
人が乗っている状態で使用すると、ピレスロイド系の成分に敏感な人は一時的に何らかの症状が出ることがありますので。