アース製薬から出ているブラックキャップはいわゆる毒餌タイプの駆除剤ですが、
ベランダに設置すると外からゴキブリを寄せ付けて逆効果になってしまわないか?
と心配する方もいるかと思います。
実際はどうなんでしょうか?こちらではブラックキャップをベランダに設置すると逆効果になるのかについて紹介致します。
ブラックキャップをベランダに置くのは逆効果になるの?
ブラックキャップをベランダに置くと外からゴキブリを引き寄せてしまわないか心配になるかと思います。
そこでまずゴキブリの嗅覚について見ていきましょう。
ゴキブリの嗅覚は触覚で感知します。糞などに混じっているフェロモンなどは敏感に反応して
ある程度遠い位置からでも、察知することができるのですが、
餌を見つける嗅覚においては鈍く、近くまで来ないと餌を感知することができません。
一方ブラックキャップのにおいがどこまで届くかを見てみると、
半径1~2m程度しかにおいが届かないため、
ブラックキャップをベランダに設置したとしても、ゴキブリが近くまで寄ってこないと
ブラックキャップの存在に気づくことは出来ません。
ですので、遠くからゴキブリがどんどん寄ってくるということはないのです。
ベランダに設置するメリット
ベランダに設置するメリットについては、ゴキブリが家に侵入する手前で防げることにあります。
ベランダでブラックキャップを見つけたゴキブリは家に侵入する前に毒餌を食べて満足しますので、
大抵の場合外にいるゴキブリは外で死に至ります。
万が一ブラックキャップを食べて家に侵入したとしても、
6時間程度で効果を発揮し死に至りますので、死骸が残るだけでそれほど問題にはなりません。
ベランダのどこに設置したらいいの?
ベランダに設置する目的としては家への侵入を防ぐために設置しますので、
ベランダの窓際や換気扇付近、エアコンの室外機付近に設置することで、
家への侵入を防ぐことができます。
また、ゴキブリの集まる場所に設置するのも効果的で、
プランターや植木鉢などがある場合はその下あたりに設置、
他にも何かものを置いているのであれば、その場所にも設置、
アパートやマンションなどでベランダが隣の家と隣接している場合
隣のベランダの仕切り付近にも設置することをお勧めします。
ベランダに設置するブラックキャップは屋外用ブラックキャップで!
ブラックキャップは室内に設置する通常のブラックキャップと
屋外に設置するものとがあります。
どちらも効果は一緒なのですが、屋外用のブラックキャップは雨風に強く作られていますので、
雨にかかったとしても効果が減少するということはありません。
ですので、ベランダに設置するブラックキャップは屋外用のものを設置することをおすすめします。
まとめ
ブラックキャップをベランダに設置したとしても、ゴキブリの嗅覚は鈍く、ブラックキャップの近くまでこないと
感知できません。また、ブラックキャップ自体もにおいは半径1~2m程度しか届きませんので、
遠くからブラックキャップを狙ってゴキブリが集まるということはありません。
1~2m内に入ってきたゴキブリがやっとブラックキャップを見つけることが出来るのです。
また、ベランダに設置するブラックキャップは雨風にさらされる場所でもありますので、
屋外用のブラックキャップを設置することをお勧めします。