蚊取り線香を使用するときに、赤ちゃんのいる部屋で使用しても良いのでしょうか?
赤ちゃんに何か影響はあるのでしょうか?
こちらでは蚊取り線香と赤ちゃんについて紹介致します。
赤ちゃんのいる部屋で蚊取り線香を使用してもいいの?
KINCHOのFAQを見てみると、
引用
ご使用いただけますが、換気の良い所で風上においてご使用下さい。
またアレルギー体質の方は、使用に注意して下さい。
引用:KINCHO
とのことで、換気の良いところで風上において使用するように言っています。
また、アレルギー体質の場合は、使用に注意とあります。
これが何のことか直接KINCHOに電話で問い合わせて見たところ
蚊取り線香を風下に置くと、効果がないため風上に置いて使用するようにとのことでした。
また、赤ちゃんが煙りを吸ってしまった場合、少量なら特に問題はないとのことで、
多量に吸ったり、かかってしまう場合は大人と同様、赤ちゃんも煙たいということなので、
このあたりは注意が必要とのことでした。
煙が多量にあたるようなところに置いて使用すると、
目にたくさん煙がかかったりすると、目が痛くなったり
多量に煙りを吸ってしまうと咳き込んだりすることがありますが、
重篤な症状は出ないとのことでした。
次にアレルギー体質の方の使用に注意という文言については、化学物質を使っている以上書かないといけない文言らしく
まれに、化学物質にアレルギーを起こす人もいるようで、蚊取り線香の場合でしたら、
ピレスロイドという成分にアレルギー反応が出る場合が稀にあるようです。
その場合は、使用を中止して医師に相談するようにとのことでした。
問い合わせ先
〒550-0001 大阪市西区土佐堀1-4-11
大日本除虫菊(株) お客様相談室 TEL:06-6441-1105
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赤ちゃんの手の届くところに置かない
注意点として赤ちゃんの手の届くところに置かないということが挙げられます。
理由としては、蚊取り線香は火を使いますので、火の部分に赤ちゃんが触ると当然火傷してしまいます。
ですので、使用中の場合は赤ちゃんの手の届かないところで使用してください。
また、使用中ではなくても赤ちゃんの近くに置かない方が良いです。
理由としては、赤ちゃんは何でも口に運びますので、
蚊取り線香を食べてしまう可能性があります。
ここでKINCHOによると、少しくらいなら食べても平気という回答をいただきました。
次に多量に食べてしまった場合はどうなるのか聞いて見たところ、
蚊取り線香はおいしい物ではないので、多量に食べるのは難しいかと考えますが、
仮に多量に食べてしまった場合においても、重篤な症状が出ることはないと考えていますという回答をいただきました。
なお、症状については下痢をする程度とのことでした。
万が一赤ちゃんが食べてしまった場合でどうしても心配なようでしたらかかりつけの医師に相談すると安心かと思います。
換気の良いところで使用するのはなぜ?
これは、室内に煙りが充満しないことを目的にしていっているのだと思います。
煙が充満すると赤ちゃんも煙たいからという理由ですね。
また、赤ちゃんだけに限らず空気が綺麗な状態で過ごすことが大切です。
ですので、換気は定期的に行なった方が良いでしょう。
主成分であるピレスロイドは体内に入るとどうなるの?
KINCHOのウルトラがいちゅう大百科を見てみると、
ピレスロイドは害虫の皮膚や口から入り、神経に作用しマヒさせて虫を退治します。また、哺乳類・鳥類など恒温動物の体に入ってもピレスロイドは速やかに分解され、短時間で体外へ排出されてしまいます。
引用:KINCHO
ということなので、恒温動物の体内にピレスロイドが体内に入ったとしても
すぐに分解され体外に排出されるため、何の問題もないことがわかります。
また、
動物の体内だけでなく自然界においても、光、空気、熱に触れると他の殺虫剤よりも分解しやすい性質があります。つまり、必要な時に必要な場所で効力を発揮して、その役目が終われば、すぐに分解されて消えていくという環境にも優しい殺虫剤です。
引用:KINCHO
と言っていますので、すぐに分解されるため環境にも優しいことがわかります。
赤ちゃんのいる部屋で蚊取り線香を使用するのに抵抗がある場合は?
赤ちゃんのいるそばで蚊取り線香を使用するのに抵抗を感じる方も多いかと思います。
火を使うし、煙が出るためその煙を赤ちゃんが吸い続けたらという危険性も考えることでしょう。
その場合は、赤ちゃん用の蚊帳という商品があります。
これなら、煙も出ないし、中に蚊が入ってくることもないでしょう。
次に、蚊の嫌がる超音波を出す蚊対策グッズやUV光源吸引式になっている赤ちゃんや妊婦の方にも優しいグッズで
寝てるときでも静かで安心して使えるグッズがあります。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回直接KINCHOに電話で問い合わせて聞いて、
蚊取り線香は赤ちゃんのいる部屋で使用しても問題がないことがわかりました。
ただし、注意点として赤ちゃんの近くで使用しないということが挙げられます。
使用してないときでも、手の届くところに蚊取り線香は置かないようにしましょう。
食べてしまう可能性がありますので。少し口にした程度では重篤な症状などは出ないとのことでしたが、
赤ちゃんが下痢をするというのも含めて、口にはして欲しくないはずですから。
どうしても蚊取り線香が気になると言う場合は、上記にあげたグッズなんかも
どれも身体に優しいものですので、そういったものを使用するのも良いかと思います。