授乳中も妊娠中同様に食べ物や飲み物などに注意しないといけない時期ですが、
ヤクルトは飲んでも大丈夫なのでしょうか?また、飲めたとしてどれくらいの量飲んでも良いのでしょうか?
こちらでは、授乳中のヤクルトについて紹介致します。

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授乳中ヤクルトを飲んでもいいの?

ヤクルト

結論から言うと、授乳中にヤクルトを飲んでも何の問題もありません。
コーヒーなどのようにカフェインは含まれていませんし、
乳酸菌も摂りすぎても特に問題はありません。

ただし、砂糖が含まれていますので飲む量には注意が必要です。

どれくらいの量飲んでもいいの?

ヤクルトには砂糖が含まれているといいましたが、
実際どれくらいの量含まれているのか見ていくと、
通常のヤクルト(65ml)には7.5gの砂糖が含まれています。
ヤクルトのカロリーハーフだと、1本中に3.9gの砂糖が含まれています。
参照:海老名メディカルプラザ

ここで世界保健機関(WHO)を見ていくと、
1日の砂糖摂取量は25g以下が望ましいと言っています。
ですので、ヤクルト1本飲んでも問題がないように見えますが、
間食(おやつなど)をする方にとっては、飲み物で砂糖を摂取するのは
好ましいことではありません。
というのも、おやつに含まれている砂糖の量も相当な量含まれているからです。
一例ですが、どのくらい含まれているのか見ていきましょう。
ショートケーキ(100g)に砂糖32g程度
あんぱん(80g)に砂糖26g程度
大福(70g)に砂糖12g程度
シュークリーム(70g)に砂糖9.2g程度
プリン1個に砂糖16g程度
アイスキャンディー1本に砂糖16g程度
含まれています。
参照:いずみ中央歯科医院

1日に1度プリンやアイスキャンディーを食べるなんてことは
良くあることだと思います。
そのおやつだけで、WHOの言う25gの半分以上を摂取してしまうことになりますし、
朝ご飯にあんぱんなどを食べることもあるかと思います。
そうなるとWHOの言う量を超えてしまいます。

ただし、WHOの言う1日の砂糖摂取量が25gというのは、
ご覧の通り相当意識していないとすぐに超えてしまう量です。

ここで、日本人の1日の砂糖摂取量の平均を見てみると69gと言われています。
参照:NATIONAL GEOGRAPHIC

平均値なので、一般的とも捉えることができます。
これを軸に考えてみると、ヤクルトを1日1本飲むのは特に問題はないかと思います。
これが1日に2本以上になると、間食もすると思いますので、
砂糖の摂り過ぎが気になります。

また、ヤクルトは1本で十分な乳酸菌を摂取できるので、
1日に2本以上飲む必要はありません。

よって、砂糖のことを考えると1日1本にとどめておいた方が良いでしょう。

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乳酸菌は母乳を介して赤ちゃんに移行する?

残念ながら乳酸菌は母乳を介して赤ちゃんに移行することはありません。
ヤクルトを飲んでいるママの腸の調子を整えるだけにとどまります。

はちみつに含まれるボツリヌス菌も母乳を介して赤ちゃんに移行することはないので、
ママは蜂蜜を食べても問題はないのですが。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
授乳中であっても、コーヒーなどのように注意しなければいけない成分は含まれていませんので、
毎日ヤクルトを飲んでも問題はありません。

ただし、ヤクルトには砂糖が含まれていますので、
間食(おやつなど)をするのであれば、1日に2本以上は飲まない方が良いでしょう。

砂糖さえ気をつけておけば、ヤクルトは授乳中に飲んでも構いません。
どうしても砂糖が気になるということでしたら、
ヤクルトにはカロリーハーフという商品もありますので、
そちらを飲むと良いでしょう。

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