子供だっていざというとや疲れている時に栄養ドリンクを
飲みたくなるときはあるかと思います。
では、アリナミンは子供が飲んでも大丈夫なのでしょうか?
こちらでは子供とアリナミンについて紹介致します。

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子供はアリナミンを飲んでも大丈夫?

アリナミン

まず最初にアリナミン(全種類)の注意書きには15歳未満は服用しないでくださいと書いてあります。
ですので、それに従って服用するべきです。
といってしまうと話が終わってしまうので子供が服用してもいいものなのか?を考えていきます。
子供といっても幼児なのか?小学生なのか?中学生なのか?
というように年齢に幅がありますので、そこから話していきたいと思います。
通常のアリナミンには1本中にカフェインが50mg含まれています。

これを飲んでもいいのかどうかについて見ていきましょう。
東京すくすくによると3歳まではカフェインを控えてとあります。
これは、脳の発育に影響がでるからのようです。
参照:東京すくすく

カナダ保健省(HC)では1日に摂取しても良いカフェイン量は

  • 4~6歳の子供は最大45mg/日
  • 7~9歳の子供は最大62.5mg/日
  • 10~12歳の子供は最大85mg/日
  • 13歳以上の青少年については1日当たり2.5mg/kg体重以上のカフェインを摂取しないこと

としています。
参照:厚生労働省

これに当てはめると、4~6歳の子供がアリナミンVやアリナミン7を摂取するのは
早いということになります。
また、7~9歳の子供についても1本飲むと最大摂取量にかなり近づいてしまいますので、
飲ませない方が良いでしょう。
というのも、カフェインは栄養ドリンクだけでなく、
コーヒーをはじめ緑茶や紅茶、ウーロン茶、ほうじ茶、コーラ、ココア、チョコレートなどにも
含まれているため、いつどこでカフェインを摂取するかわからないためです。

10~12歳だと1日の最大摂取量が85mgになりますので、
このあたりの子供からアリナミンVやアリナミン7を摂取しても問題ないかと思います。

13歳以上については、
仮に体重が50kgだとした場合、1日の最大摂取量は125mgとなりますので、
アリナミンを1本飲んでも問題ないでしょう。

ただし、アリナミンにはカフェインの入っていないアリナミンナイトリカバーや
アリナミンRオフという製品がありますので、
カフェインを気にするのであれば、こういった製品を飲むと良いかもしれません。

アリナミンには砂糖も含まれている

通常のアリナミンには砂糖も含まれており、
公式には発表していないので、どれくらい入っているのかわかりませんが、
一般的な栄養ドリンクについては、1本当たりに角砂糖が6個分含まれているそうです。
参照:松倉クリニック

この角砂糖1つが4gとした場合、栄養ドリンク1本中に24gの砂糖が含まれていることになります。

米国心臓協会によると子供の砂糖摂取は1日25g以下に。2歳未満は一切控えるべきと
提言しています。
参照:DIAMOND online

これに当てはめると、アリナミンだけで24gも摂取してしまうと、
それだけで1日の制限量近くまで摂取してしまうことになります。

なお、一般的な食べ物などにどれくらい砂糖が含まれているかというと、
ショートケーキ(100g)に砂糖32g程度
コーラ(500ml)に砂糖56g程度
あんぱん(80g)に砂糖26g程度
大福(70g)に砂糖12g程度
シュークリーム(70g)に砂糖9.2g程度
プリン1個に砂糖16g程度
アイスキャンディー1本に砂糖16g程度
含まれています。
参照:いずみ中央歯科医院

これだと、あんぱん1つ食べるということは日常的にありますし、
アイスキャンディーなんかも1本食べることだって、毎日のようにあるかと思います。

ちなみに日本人の1日の砂糖摂取量の平均は69gだと言われています。
参照:NATIONAL GEOGRAPHIC

この平均値は大人も混じっているため、子供の平均を仮にこの半分とした場合、
34.5gということになります。

これだと、アリナミンを1本摂取しても、まだ余裕はありますが、
他からも砂糖を摂取することを考えると飲み物から砂糖を摂取するのは好ましくないでしょう。

アリナミンには砂糖の入っていないものがあります。
アリナミンVゼロ、アリナミンゼロ7、アリナミンRオフです。

ちなみにアリナミンRオフは砂糖だけでなくカフェインも入っていないので
子供も安心して飲むことができます。

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通常のアリナミンを摂取しすぎると

通常のアリナミンにはカフェインも砂糖も含まれています。
仮に1日に2本飲んだとすると、カフェインは100mg。
砂糖は48g摂取することになります。

13歳未満の子供からすると両方とも明らかに摂りすぎになります。

これを毎日のように続けていると、
カフェインの過剰摂取により、睡眠の質が低下したり眠れなくなるといった症状が出る可能性があります。
また、脳の発育に影響が出る可能性も指摘しています。
参照:MAMADAYS

また、カフェインは過剰摂取しすぎると吐き気や食欲不振、震え、興奮、嘔吐、頻脈などの
症状が現れます。

次に砂糖についてですが、毎日のように摂取しすぎていると、
肥満や糖尿病などの生活習慣病のリスクを高めてしまいますし、
米国心臓協会も砂糖摂取を制限しているように心筋梗塞などの心臓病になる
リスクも高めてしまいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
子供はアリナミンを摂取するのは早くても10歳から
推奨するとしたら13歳以上からとなります。

これはカフェインや砂糖が含まれているからです。
ですが、アリナミンには、砂糖の含まれていないものや
カフェインが含まれていない物、あるいはその両方が含まれていない物があります。

もし、アリナミンを子供に与えるのでしたら、
カフェインも砂糖も含まれていないアリナミンRオフがおすすめです。

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